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    パソコン向けおすすめの有料VPNサービス5選!無料から有料まで徹底比較

    パソコン向けおすすめの有料VPNサービス5選!無料から有料まで徹底比較

    インターネットのプライバシーとセキュリティを確保するためにVPN(バーチャルプライベートネットワーク)の利用が広がっています。

    しかし、多くのユーザーにとってVPNはまだなじみが薄く、その具体的な機能利点選択方法について疑問を持っていることでしょう。

    この記事では、VPNの基本的な定義から始め、種類利用方法選び方に至るまで、詳細に解説していきます。

    目次

    VPNとは?

    VPNは、インターネット上でのデータ通信を暗号化し、より安全に利用するための技術です。

    これにより、ユーザーは個人情報や重要なデータを保護しながら、インターネットを使用できます。

    この技術の主な特徴はカプセル化トンネリングです。

    カプセル化では、送信されるデータが安全なパケットに「包まれる」ことで、外部からのアクセスや改ざんを防ぎます。

    一方、トンネリングはデータを専用の仮想チャンネルを通じて転送する方法で、このチャンネルを通過する情報はすべて暗号化されるため、途中での盗聴や漏洩のリスクが極めて低くなります。

    VPNの種類

    VPNには、その利用目的や機能に応じていくつかの異なる種類があります。

    ここでは、主に用いられる4つのタイプについて解説します。

    • インターネットVPN
    • エントリーVPN
    • IP-VPN
    • 広域イーサネット

    インターネットVPN

    まず「インターネットVPN」です。

    これは最も一般的な形式で、公共のインターネットを使用してデータを送信します。

    ここでのデータはトンネリング技術を用いて暗号化されるため、通信の匿名性とセキュリティが保たれます。

    現在では、「VPN」と聞いて多くの人が思い浮かべるのはこのタイプです。

    エントリーVPN

    次に「エントリーVPN」。

    これはリモートからのユーザーや支社、取引先などが、本社やデータセンターにあるサーバーへ安全に接続するために設計されています。

    エントリーVPNでも、トンネリングによる暗号化が行われ、セキュリティが強化されます。

    IP-VPN

    3つ目は「IP-VPN」です。

    プロバイダーのプライベートネットワークを通じて行われる通信で、専用の帯域が割り当てられています。

    これにより、インターネットVPNよりも通信が安定しますが、その分コストが高くなることが一般的です。

    広域イーサネット

    最後に「広域イーサネット」。

    これは地理的に離れた場所にある複数のLANをイーサネット技術を用いて接続する方法です。

    この方式では、通常のインターネットよりも広範囲にわたる高速で安定した通信を実現できます。

    パソコンでVPNを利用すると具体的に何ができるか

    パソコンでVPNを利用することにより、主に次の二つの大きな利点があります。

    できること
    セキュリティの強化
    企業のネットワークへのリモートアクセス

    まず、セキュリティの強化についてです。

    VPNは暗号化トンネリング中継サーバーの利用という3つの主要な技術によって、これを実現します。

    通信データは暗号化されるため、もし第三者に傍受されても内容を解読することは困難です。

    一般的に使用される暗号化方式には、AES(Advanced Encryption Standard)RSA(Rivest-Shamir-Adleman)があります。

    これらの技術により、データは送信元から送信先に到達するまで安全に保護されます。

    次に、企業のネットワークへのリモートアクセスについてです。

    エントリーVPNの利用により、自宅や移動中でも安全に企業のネットワークにアクセス可能です。

    これにより、在宅勤務リモートワークが可能になり、社内データを遠隔地からでも利用できるようになります。

    また、本社と支社間でのデータ共有もスムーズに行えるため、業務の効率化が図れます。

    パソコンでVPNを使うメリット

    インターネットを安全にかつ自由に利用するための手段として、VPNが注目されています。

    特に、個人情報の保護プライバシーの確保が求められる現代において、VPNの利用はもはや必須と言えるでしょう。

    メリット
    ジオブロック(地域制限)の回避
    セキュリティの向上

    ジオブロック(地域制限)の回避

    地域制限、またはジオブロックは、特定の国や地域外からのアクセスを制限する方法として、多くの海外サービスによって採用されています。

    しかし、VPNを利用することで、ジオブロックを巧みに回避可能です。

    VPNを使用すると、ユーザーの実際のIPアドレスが隠され、代わりにVPNサービスが提供するサーバーのIPアドレスが利用されます。

    その結果、ユーザーがVPNサーバーが存在する地域からアクセスしているかのように見せかけられるのです。

    セキュリティの向上

    自宅でのWi-Fiや公共のフリーWi-Fiを使用する際、セキュリティ面で問題が生じることがあります。

    通常のオフィス環境と比べて、自宅のネットワーク設定はセキュリティが低い場合が多く、カフェやレストランで提供される公衆無線LAN(フリーWi-Fi)も同様に、セキュリティが不充分です。

    公共のWi-Fiはしばしば暗号化されておらず、悪意のあるユーザーが個人情報を盗んだり、ウイルスに感染させることがあります。

    さらには、偽のアクセスポイントを設置して他人のPCを乗っ取るケースも報告されています。

    ビジネスに関連する重要な情報が漏洩すれば、職場やクライアントの信頼を失うことになりかねません。

    このようなリスクを軽減するために、VPNの利用が推奨されています。

    パソコンでVPNを使うデメリット

    インターネットのプライバシーとセキュリティを守るためにVPNの利用が推奨されていますが、その一方でVPNの使用にはいくつかのデメリットも存在します。

    ここからは、パソコンでVPNを利用するデメリットについて詳しく見ていきましょう。

    デメリット
    通信速度の低下する可能性がある
    毎月の維持コスト

    通信速度の低下する可能性がある

    VPNの利用は、通信の安全性を確保する一方で、通信速度が遅くなることがあります。

    この速度低下は、通信データを暗号化し、複数のサーバーを経由することによるものです。

    しかし、通常のウェブ閲覧や動画視聴、ファイルのダウンロードなどの一般的なインターネット利用においては、この遅延はそれほど顕著ではなく、大きな問題とはならないでしょう。

    毎月の維持コスト

    有料のVPNを利用すると毎月の維持コストがかかってしまいます。

    ですが、無料VPNも存在しますが、通信速度セキュリティなどの面で有料のVPNサービスに劣ることが多いです。

    有料VPNの利用では毎月の維持費が必要となりますが、このコストにはそれ相応の価値があります。

    パソコンで使うVPNの選び方

    プライバシーを守るためには、適切なVPN選びが不可欠です。

    しかし、市場には数多くのVPNサービスが存在し、どのサービスを選ぶべきか迷うことも少なくありません。

    ここからは、パソコンで使用するVPNを選ぶ際のポイントを詳しく見ていきましょう。

    • 料金
    • セキュリティの高さ
    • サーバー設置国

    料金

    VPNサービスには様々な料金体系があり、無料で利用できるプランも多くあります。

    ただし、無料プランと比較して有料プランの方が、セキュリティ速度サービスの質が高いため、どのプランを選ぶかは利用目的や利用頻度に応じて慎重に決めることが重要です。

    特に長期契約を選ぶ場合、多くのVPNサービスが割引を提供しており、長期にわたってVPNを使用する予定がある人にとってはコストパフォーマンスが非常に高くなります。

    一方で、VPNの使用頻度が低い場合や短期間だけの利用を考えている場合は、1ヵ月契約が適しているかもしれません。

    自分の使用状況や予算に合わせて、最適な契約プランを選びましょう。

    セキュリティの高さ

    VPNを選ぶ際には、セキュリティの高さが重要な判断基準となります。

    セキュリティ機能を評価する方法は、特に暗号化技術の種類やプライバシーポリシーが明確に記述されているかどうかを確認することです。

    例えば、業界標準の高度な暗号化技術であるAES-256の採用は、データ保護の観点から見て非常に重要です。

    また、ユーザーの活動ログを一切保持しないノーログポリシー、予期せぬ接続断時にデータ漏洩を防ぐキルスイッチ機能の有無も、安全なVPNサービスを選択する上での重要な要素となります。

    サーバー設置国

    VPNを選ぶ際にサーバーの設置国も重要な選択基準の1つです。

    多くのVPNサービスでは、アメリカイギリスのような主要国には必ずと言っていいほどサーバーが設置されていますが、よりマイナーな国ではサーバーが存在しないこともあります。

    そのため、目的の地域によっては、サービス選びが限定される可能性があります。

    また、VPNサービスを選ぶ際には、単に設置国をチェックするだけでなく、その国内でのサーバーの設置台数も考慮することが重要です。

    サーバー台数が多ければ多いほど、回線が混雑することによる速度の低下を防げます。

    これは、特にデータのダウンロードやストリーミングなど、高速な接続を必要とする用途において、パフォーマンスの低下を避けるために役立ちます。

    パソコン向けおすすめの有料VPNサービス3選

    インターネットの安全性を確保し、プライバシーを保護するためには、信頼できるVPN選びが重要です。

    特に有料のVPNサービスは、その機能性とセキュリティが高く評価されています。

    スクロールできます
    サービス名 NordVPNExpressVPNSurfShark
    月額料金460円/月~6.67ドル/月~358円/月~
    サーバー
    設置国数
    111ヶ国以上105ヶ国以上100ヶ国以上
    サーバー数6,000台以上3,000台以上3,200台以上
    同時接続可能
    デバイス数
    6台5台無制限
    ノーログ
    ポリシー
    記載あり記載あり記載あり
    保証・無料期間30日間返金保証30日間返金保証30日間返金保証
    公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
    各製品の比較

    自分に合ったVPNを見つける参考にしてください。

    NordVPN

    料金(税込)1ヶ月:1,960円/月
    1年:690円/月
    2年:460円/月
    サーバー設置数世界111ヶ国以上6,000台以上
    接続デバイス数最大6台
    暗号化AES-256bit
    プロトコルNordLynx・OpenVPN・IKE-2
    運営会社Tefincom S.A.
    サポート体制24時間365日(日本語対応可)
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 安定した高速通信
    • セキュリティが高い
    • 日本語の問い合わせ対応が可能

    NordVPNはその高速通信能力で広く知られており、300Mbpsから600Mbpsの通信速度を提供可能です。

    この速度範囲では、高画質の動画ストリーミングや3Dゲームなどのリソースを多く消費するアプリケーションもスムーズに楽しめます。

    価格面でも、NordVPNは月額460円からというリーズナブルな設定で、多くのユーザーにとって利用しやすい価格帯となっています。

    ただし、通信速度には利用するPCの性能やネットワークの状況、さらにはアクセスする時間帯によって変動することがあるため、一概に常時高速であるとは限りません。

    NordVPNは30日間の返金保証を設けているため、この期間を利用して自分の使用環境での実際の通信速度を確認しましょう。

    ExpressVPN

    料金(税込)1ヶ月:12.95ドル/月
    6ヶ月:9.99ドル/月
    12ヶ月:6.67ドル/月
    サーバー設置数世界105ヶ国3000台以上
    接続デバイス数最大5台
    暗号化AES-256bit
    プロトコルLightway・L2TP・IPsec VPN
    OpenVPN・IKEv2・PPTP・WireGuard・SSTP
    運営会社Kape Technologies
    サポート体制24時間365日(日本語対応可)
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 使いやすい管理画面
    • 通信速度に特化
    • 日本語の問い合わせが可能

    ExpressVPNは高速かつ安定した通信により、多くの利用者から高い評価を受けています。

    このVPNサービスは環境に左右されることがあるものの、500Mbpsから600Mbpsの間の通信速度を実現しており、この安定したパフォーマンスが品質の高さを示しています。

    ただし、ExpressVPNの月額料金は967円からと比較的高価です。

    費用にこだわらず、優れた通信品質を求める方にとって、ExpressVPNはおすすめです。

    Surfshark

    料金(税込)1ヶ月:2,308円/月
    1年:488円/月
    2年:358円/月
    サーバー設置数100か国にある3200台以上
    接続デバイス数無制限
    暗号化AES-256bit
    プロトコルIKEv2・IPsec
    運営会社Surfshark B.V.
    サポート体制ライブチャット・メール
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 同時接続台数が無制限
    • 24時間年中無休のサポート

    Surfsharkはコストパフォーマンスの高さ同時接続デバイス数に制限がないことで注目を集めているVPNサービスです。

    特に、多くのデバイスを使用する家庭やオフィスにおいては、PCだけでなくスマートフォンタブレットなど、さまざまなデバイスを同時に接続することが可能で、その利便性が高く評価されています。

    また、Surfsharkは100カ国以上にサーバーを設置しており、これにより世界中の多くの地域のジオブロックを効果的に回避できます。

    パソコン向けおすすめの無料VPNサービス2選

    性能面を考えると有料のVPNがベストですが、どうしてもコストを抑えたい方は無料のVPNをおすすめします。

    スクロールできます
    サービス名 Proton VPNVPN Gate
    月額料金一部無料無料
    サーバー
    設置国数
    69ヶ所
    (5ヶ国)
    237ヶ所
    サーバー数2,900以上
    (86台)
    4533台
    同時接続可能
    デバイス数
    10台
    (1台)
    無制限
    ノーログ
    ポリシー
    記載あり記載なし
    保証・無料期間30日間返金保証完全無料
    公式サイト公式サイト公式サイト
    各製品の比較

    ここからは信頼性の高い無料のVPNについて見ていきましょう。

    Proton VPN

    料金(税込)無料で利用可能
    サーバー設置数5ヶ国
    接続デバイス数86台
    暗号化WireGuard…etc
    プロトコルProton Technologies
    運営会社Tefincom S.A.
    サポート体制英語でのメール対応のみ
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 無料でも高いセキュリティ
    • 有料プランも高くない

    ProtonVPNは、その質の高い無料のプランで注目されているVPNサービスです。

    無料で利用できるにもかかわらず、高いセキュリティ機能を提供しており、AES-256暗号化キルスイッチSecureCoreなどの機能が備わっています。

    さらに、AndroidiOSWindowsMacLinuxChromeFirefoxAmazon Fire TVApple TV各種ルーター、ゲーム機といった多岐にわたるOSやアプリに対応しているのも大きな特徴です。

    無料プランの場合、サーバー数は3ヶ国100カ所以上に限られ、デバイスの接続は1台までとなります。

    また、無料プランでは通信速度に制限があるため、地域制限の解除や動画ストリーミングなどの高速通信を要求する用途には適していないかもしれません。

    しかし、基本的なウェブブラウジングや軽いデータ使用であれば、無料プランでも十分に機能するでしょう。

    VPN Gate

    料金(税込)無料
    サーバー設置数4533台
    接続デバイス数無制限
    暗号化不明
    プロトコル不明
    運営元筑波大学
    サポート体制掲示板での対応
    無料体験完全無料
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 完全無料ですべてのサービスを利用できる
    • 登録なしで利用可能
    • セキュリティが緩くてリスクがある

    VPN Gateは、筑波大学が2013年から運営している無料のVPNサービスで、学術研究を目的としています。

    このサービスは世界中の237カ所以上に分布する4533台を超えるサーバーを持ち、無制限に同時に接続可能です。

    セキュリティについては、サーバーが世界中の有志によって提供されているため、中継サーバーの身元が明確でない場合があります。

    パソコンからVPNに接続する方法を解説

    VPNをPCで利用する方法はサービスの契約から専用ソフトのインストールVPNサーバーへの接続まで、いくつかのステップに分かれています。

    ここからは、これらの手順をわかりやすく解説します。

    特にNordVPNを使用例にして、その設定から実際の接続テストまでを詳しく見ていきましょう。

    VPNを契約する

    まずは、VPNサービスとの契約を行います。

    契約にはメールアドレス決済手段クレジットカードPayPalなど)が必要です。

    NordVPNの公式サイトにアクセスし、「お得に購入」ボタンをクリックしてください。

    選択するプランは、1年間のスタンダードプランがおすすめです。

    VPN接続アプリをインストールする

    契約完了後、NordVPNのソフトウェアダウンロードしてインストールします。

    このプロセスは指示に従うだけで簡単に完了します。

    macOS用のインストーラーを例に挙げると、ダウンロード後に実行ファイルを開き、画面の指示に従って進めてください。

    インストール後、NordVPNアプリを開いて「登録」を選び、支払い時に使用したメールアドレスでアカウントを作成します。

    次にSMS認証パスワード設定を行い、セキュリティ設定(キルスイッチ、スプリットトンネリングなど)を調整します。

    サーバーへ接続する

    設定が完了したら、実際にVPNサーバーに接続してみましょう。

    例えば、NordVPNでアメリカのサーバーに接続する場合、「United States」を検索し、接続します。

    接続が完了すると、VPNを介してインターネットを利用できるようになります。

    パソコンでおすすめのVPNについてよくある質問

    インターネットを安全に利用するためにVPNの導入を検討している方々からは、さまざまな疑問や質問が寄せられます。

    ここからはVPNに関する疑問に答え、不安を解消しましょう。

    VPNを使用しても完全に匿名になりますか?

    VPNを使用すると、インターネット上での行動をある程度匿名化できます。

    ユーザーのIPアドレスやオンラインでの活動履歴などが外部から見えにくくなるため、プライバシーの保護が強化されます。

    多くのVPNサービスは「ノーログポリシー」を掲げており、ユーザーの活動記録を一切保持しないことを約束していますが、完全な匿名性が保証されるわけではない点に注意が必要です。

    法的要請があった場合、VPNプロバイダーは登録情報や一時的に保持しているデータを捜査機関に提供することがあります。

    PC以外のデバイスでもVPNは利用できる?

    VPNサービスはPCだけでなく、多くのデバイスで利用可能です。

    AndroidiPhoneなどのスマートフォンスマートTVといった家電製品にも対応しており、インターネット接続があるほとんどのデバイスで使用できます。

    しかし、具体的にどのデバイスがサポートされているかは、VPN提供元によって異なります。

    そのため、特定のデバイスでVPNを使用したい場合は、事前にそのVPNサービスの公式サイトで対応状況を確認しましょう。

    パソコン向けおすすめまとめ

    本記事では、VPNの基本的な理解からその具体的な利用方法、おすすめのサービスまで幅広くカバーしました。

    VPNは単なるセキュリティツールではなく、プライバシーの保護リモートアクセスの強化地域制限の回避といった多くのメリットがあります。

    自分のニーズに最適なVPNサービスを選び、安全かつ自由なインターネット環境を実現しましょう。

    目次