【2025年版】データ復旧業者おすすめ比較ランキング8選【悪質業者無し】

パソコンが起動しなくなったり、外付けHDDが故障して認識しなくなったり、スマートフォンが壊れてデータにアクセスできなくなるトラブルは、予期せぬタイミングで突然発生します。

データ復元ソフトを利用するのも一つの手ですが、完全にデータ復元できる保証もなく最悪の場合、完全にデータ復旧できなくなる可能性もあります。

このページでは、仕事で使用していたパソコンのHDDが故障し、途方に暮れた経験を持つ筆者自身が、当時本当に知りたかったおすすめのデータ復旧サービスを比較し、ランキング形式でご紹介します。

誤操作や機器トラブルは誰にでも起こりうるため、いざというときに頼れるデータ復旧業者を知っておくことが重要です。

おすすめ復旧業者をすぐに見る  

※ データ復旧業者は、それぞれ独自の診断基準を採用しているため、同じ故障や症状でも料金や復旧スピードに差があります。初期診断や見積もりを依頼する際は、必ず複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。

　

データ復旧業者を依頼するメリット

データ復旧業者を利用すると、自分では対処できない幅広いトラブルに対応してもらえます。

例えば機器内部の物理損傷や、論理障害によるファイルシステムの破損など、専門知識がないと適切な対策が難しいことがあります。

プロの業者なら、長年の経験と特殊な設備を使ってあらゆる原因を分析し、最善の手法でデータ復旧を試みてくれます。

さらに、成功率の向上だけでなく、早期に原因を特定することで、復旧期間を短縮できる場合もあります。

重要な書類や思い出が詰まったファイルの損失を防ぐためにも、専門家に任せるメリットは非常に大きいです。

ソフトを使用するよりも高いデータ復旧率を誇る

データ復旧には2つの手段があり、『市販のデータ復旧ソフトの利用』、または『専門のデータ復旧業者に依頼する』という方法があります。

データ復旧ソフトの利用は、業者に依頼するのに比べて費用を抑える事ができますが、成功する確率は業者に比べると低いです。
誤った使用方法が機器の症状をさらに悪化させ、データ破損に繋がる恐れもあります。

会社のデータや個人データなど、大事なデータが保存されていて、復旧率をできるだけ高めたいという場合は、初めからデータ復旧業者への依頼することをおすすめします。

プロに任せることで得られる安心感

プロへ依頼すると、専門知識の不足からくる不安が大幅に減ります。

プロはデータ構造や機器構成を理解しているだけでなく、診断から復旧までの作業をスムーズに行います。

そのため、依頼主はいつどのような処置が行われるのか、明確な説明を受けやすく安心感が高まります。

さらに成功率に関する統計データや、過去の事例も提示してもらえる場合が多く、自分のケースでの見通しをイメージしやすくなるでしょう。

また、プロの業者は作業中のセキュリティ対策にも力を入れています。

機密情報や個人情報が漏れないよう、厳格な管理体制を敷いています。

依頼者が不安を抱えがちな「データの取り扱い」に関して、契約書や機密保持契約などを交わすケースも少なくありません。

　

データ復旧業者を依頼するデメリット

復旧ソフトを使用するよりも復旧費用が高額になる

データ復旧ソフトを使用して個人で復旧作業を行う場合に比べ、業者に依頼すると費用は高くなります。

料金は障害の程度によって異なりますが、例えば論理障害の場合の相場は以下の通りです。

軽度の障害	2万円～6万円
中程度の障害	5万円～10万円
重度の障害	10万円～25万円

一方、データ復旧ソフトの相場は約1万円のため、業者に依頼すると少なくとも2倍以上の費用がかかることになります。

高額請求など悪質な業者もいる

復旧の見込みが低いにもかかわらず、後から高額な復旧費用を請求する業者もいるため注意が必要です。

依頼する前に、必ず利用者の口コミを確認しましょう。

また、業者に見積もりを依頼する行為自体が、残っているデータに負荷をかけることになります。そのため、見積もりを重ねるほどデータの復旧確率は低下してしまいます。

予算の都合上、複数の業者で見積もりを取りたい気持ちは理解できますが、その分データ復旧の可能性が下がることを念頭に置いておきましょう。

　

データ復旧業者の選び方｜比較のポイント

データ復旧業者を選ぶときは、料金や実績だけに注目せず、総合的に判断することが重要です。

具体的には、対応実績の豊富さや復旧成功率の高さはもちろん、見積もりの透明性、対応のスピード感、サポート体制などさまざまな角度から比較する必要があります。

実績・成功率が高い業者

データ復旧の依頼をする際に、まず注目してほしいのが業者の実績と成功率です。

長年の経験があり、多くの事例を取り扱っている業者ほど、障害の種類を問わず対応力が高い傾向にあります。

公式サイトなどで「〇〇件以上の対応実績」や「成功率〇％」といった数字を示している所は信頼度が高いでしょう。

ただし数字が大きければ絶対に安心、というわけではありません。

たとえば成功率を示すにしても、障害の難易度や時期によって数値が左右されることがあります。正確な情報を得るには、業者の成功事例や利用者の声をあわせて確認すると安心です。

料金相場と費用の透明性

次に重視したいのは料金設定の明瞭さです。

データ復旧業者の料金体系は、障害の内容や必要となる技術レベルによって大きく変動します。

見積もりを依頼する際には、

などの費目が明確かをチェックしましょう。

高い技術力が必要な故障ほど費用は増えがちですが、追加料金がどの程度発生するかを事前に知っておくことで、想定外の出費を防げます。

少なくとも、初期見積もりと最終的な請求の額に大幅な差が出ない業者を選ぶことが大切です。

費用面で不安を感じるときは、複数の業者を比較して相場感をつかむのがポイントです。

無料診断の有無とサポート範囲

データ復旧のプロセスでは、まず障害の原因や状態を診断することが必要です。

ただし、無料診断の範囲がどこまで含まれるかは業者によって異なるため注意してください。

一部の業者では、機器の分解や高度な調査が必要になると、別途費用がかかる場合もあります。

また、診断から見積もりまでをセットで行うところや、宅配診断の送料を負担してくれるところなど、サービス内容は様々です。自分の状況に合ったサポート範囲を持つ業者を探してみましょう。

完全成果報酬型であること

口コミサイトやSNSなどで評判を調べるのは有用ですが、全てを鵜呑みにしてはいけません。

特に極端に高評価や低評価が目立つ場合は、その投稿が本物かどうかを見極める必要があります。

たとえば、明らかに広告のような内容で具体的なエピソードがなく褒めちぎるだけのコメントや、事実と異なる内容が含まれているコメントには注意です。

より信憑性の高い口コミは、トラブル内容や対応の詳細を具体的に記載している場合が多いです。また、複数のサイトや地域掲示板をチェックして情報を総合すると、偏った意見に振り回されにくくなります。

業者の公式ホームページでは分からない実際の接客態度や対応速度などは、利用者のリアルな声を参考にすると発見が多いでしょう。

緊急対応が可能な業者かどうか

業務用の重要データが消えたり、個人でも家族写真などが消えたりすると、一刻も早く復旧したいと感じます。

そのため、緊急対応が可能な業者かどうかも大切な比較ポイントです。

また、迅速対応を謳う業者でも、実際の復旧完了までにどのくらい時間がかかるのかは事前に確認が必要です。

宅配や出張サービスを行っているかどうか、部品取り寄せのスピードなども時間短縮に関わるポイントです。

短期での解決が重要な状況ほど、緊急対応力のある業者を選ぶことでトラブルの拡大を防ぎやすくなります。

　

おすすめのデータ復旧業者ランキング9選！

サービス名	公式HP	料金（税込）	セキュリティ	スピード（復旧）	受付拠点	対応メディア
A1データ	公式HP	29,700円～	ISO27001認証等	要問い合わせ	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等
デジタルデータリカバリー	公式HP	5,500円～	プライバシーマーク取得	約80%が48時間以内（ケースにより）	東京、横浜、名古屋、梅田、博多	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等
アドバンスデザイン	公式HP	33,000円～	ISO9001・ISO27001取得	要問い合わせ	東京、大阪	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等
PCエコサービス	公式HP	43,760円（定額）	入出荷時4回チェック体制	最短3営業日	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等
AOSデータ復旧 サービスセンター	公式HP	41,800円～	多数メーカーと連携	要問い合わせ	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード、スマートフォン 等
Livedata（ライブデータ）	公式HP	29,700円～	プライバシーマーク取得	平均約13.8時間	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等
データレスキューセンター	公式HP	10,780円～	※公式情報なし	最短6時間で調査	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等
DATASMART（データスマート）	公式HP	54,780円～	ISMS認証、官公庁依頼多数	要問い合わせ	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード、スマートフォン 等
ロジテック	公式HP	30,800円～	DRAJ会員等	最短即日納品可能（ケースにより）	東京	HDD、SSD、RAID、NAS、USB、SDカード 等

※料金はあくまで“目安”です。障害の状態や容量によって変動する場合があります。
※ 正式な見積もりは各社へ直接お問い合わせください。
※掲載の対応メディア・サービス内容なども変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

A1データ

運営会社	株式会社ユニカ A1データ事業部
受付拠点	本社：東京都新宿区 郵送対応・全国対応可能
料金(税込)	論理障害：24,200円～ 物理障害：55,000円～ ※概算費用シミュレーターあり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード RAID/NAS サーバ
サービスの特徴	初期診断無料 成功報酬型 追加料金なし 全国対応・来店不要

1994年に創設されたA1データは、日本のデータ復旧業界の先駆者ともいえる存在で、業界最長の実績を誇ります。個人利用者から大手企業、官公庁まで幅広いデータ復旧を手がけ、国内で8万件以上の復旧実績を持つ老舗企業として安心して依頼できます。

障害の程度に応じた復旧が可能で、個人向けの軽度障害は29,700円～、重度の物理障害は79,000円～と、リーズナブルな料金設定が特徴です。

　

デジタルデータリカバリー

運営会社	株式会社デジタルデータソリューション
受付拠点	本社：東京都中央区 全国主要都市に支店（札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡など）
料金(税込)	HDD論理障害：55,000円～ HDD物理障害：110,000円～ ※無料診断あり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード RAID/NAS サーバ
サービスの特徴	24時間365日対応 成功報酬制 全国複数拠点 専門技術スタッフによる対応

デジタルデータリカバリーは、国内売上で14年連続No.1を誇るデータ復旧業者です。

ハードディスクやサーバー、パソコン、スマホ、USBなど、軽度なデータ障害から重度の物理障害まで、幅広い機器に対応。

また、365日24時間の電話受付を実施しており、突発的な故障にも迅速に対応可能です。復旧スピードも非常に速く、約80％の依頼が48時間以内に復旧完了しています。

　

アドバンスデザイン

運営会社	株式会社アドバンスデザイン
受付拠点	本社：愛知県名古屋市中区 郵送対応・来店対応
料金(税込)	HDD軽度障害：35,750円～（基本料含む） ※無料見積もりあり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード RAID/NAS
サービスの特徴	土日祝対応可 高度なRAID復旧技術 分析・見積無料 名古屋本社拠点

アドバンスデザインは、20年以上にわたり業界を牽引してきた企業です。その実績が評価され、2017年にはBUFFALOの親会社であるメルコホールディングスの傘下に加わりました。

データ復旧やサーバー復旧など、データ領域全般において日本トップクラスの実績を誇り、BUFFALOのメーカー修理やデータ復旧サービスもすべてアドバンスデザインが運営しています。
特にRAIDやNASといった高度な技術力を必要とする案件にも数多く対応しています。

見積もりやキャンセルは無料で、作業後の追加請求も一切なし。作業前に明確な料金提示があるため、安心して依頼できます。

　

PCエコサービス

運営会社	株式会社オービット
受付拠点	本社：福岡県福岡市南区 店頭持ち込み・郵送対応可能
料金(税込)	成果報酬型かつ一律43,760円
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード スマホ タブレット
サービスの特徴	福岡拠点中心 来店or郵送で対応 最短即日納品可 各種メディアの基板修理も対応

PCエコサービスの最大の魅力は、成果報酬型かつ一律39,800円（税込43,760円）という明瞭な料金設定です。

通常、データ復旧料金は障害の内容や重度によって変動しますが、PCエコサービスではそれらに関係なく39,800円（税抜）の固定料金で提供されています。

使用するデータ復旧機器は、官公庁や警察庁でも導入されている世界最高峰の復旧マシン「PC-3000」を採用しており、高い信頼性と優れた機能性を誇ります。

　

AOSデータ復旧サービスセンター

運営会社	AOSデータ株式会社
受付拠点	本社：東京都港区 大阪、福岡にも拠点あり
料金(税込)	HDD軽度：55,000円～ HDD中度：165,000円～ HDD重度：330,000円～ ※無料診断あり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード スマホ RAID/NAS
サービスの特徴	24時間365日サポート フォレンジック技術 弁護士推奨 成功報酬制

AOSデータは、累計販売数100万本を誇る復元ソフト「ファイナルデータ」の開発会社です。

1999年にデータ復旧事業を開始し、保全調査（フォレンジック）、データ消去、移行、バックアップなど、データ関連の幅広いサービスを展開しています。

最先端の設備や自社開発のツールを使用しており、グループ会社ではデータ復旧に関する特許も取得しているため、高い技術力を持つ企業として安心して依頼できます。

NASやパソコン、外付けHDD、USBメモリなど、メーカーを問わず多くの復旧実績があり、公式ページでは具体的な復旧事例も紹介されています。

　

Livedata(ライブデータ)

運営会社	株式会社Livedata
受付拠点	本社：大阪府大阪市中央区 東京(秋葉原/新宿)、名古屋、福岡にも拠点
料金(税込)	HDD軽度障害：44,000円～ ※無料診断あり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード スマホ 光学メディア RAID/NAS
サービスの特徴	初期診断無料 完全成功報酬 土日祝営業 高い技術力

Livedata(ライブデータ)では、HDDをはじめ、NASやRAIDなど、あらゆるメディアのデータ復旧に対応しており、大阪本社を拠点に、東京や名古屋、福岡にも展開して土日祝も営業しています。

HDDやSSDのほかスマホや光学メディアまで多様な媒体に対応し、初期診断や相談は無料。HDDのデータ復旧に関しては、275,000円の上限が設定されており、どれほど重度の故障でもこれ以上の費用が請求されることはありません。

一般的に、重度の物理障害では他社で40万円以上の費用がかかることもありますが、ライブデータなら最大275,000円と明確な料金設定になっています。

また、復旧技術の高さに加え、スピード復旧にも強みを持ち、重度の障害であっても平均13.84時間と、通常数日かかる他社と比べて圧倒的な短時間での復旧を実現しています。

　

データレスキューセンター

運営会社	データレスキューセンター株式会社
受付拠点	本社：大阪府大阪市北区 東京・名古屋にも支店あり
料金(税込)	HDD軽度障害：30,800円～ 重度：91,300円～ ※無料診断あり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード スマホ RAID/NAS
サービスの特徴	24時間365日受付 成功報酬制 プライバシーマーク取得 全国対応

データレスキューセンターは大阪本社を軸に、東京や名古屋にも拠点を構え、個人から法人まで幅広いニーズに対応する高い実績を誇るデータ復旧サービスです。

HDDやSSD、スマホ、RAIDなど多様な媒体を対象とし、24時間365日受付と成功報酬制を導入。

まず、初回の診断は無料で実施され、HDD、SSD、RAID構成のサーバー、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、さまざまな記憶媒体の状態を詳細にチェックしてくれます。

復旧費用は、軽度の論理障害で21,780円〜、重度の物理障害でも107,800円〜327,800円と、比較的良心的な価格設定となっています。

　

DATASMART(データスマート)

運営会社	株式会社データスマート
受付拠点	本社：東京都中央区 大阪、名古屋にも拠点あり
料金(税込)	HDD：29,800円～ SSD：59,800円～ NAS/RAID：98,000円～ ※無料診断あり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード スマホ RAID/NAS
サービスの特徴	初期診断無料 成功報酬制 最短即日復旧 全国対応

データスマートは東京本社をはじめ、大阪や名古屋にも拠点を展開。HDDからSSD、NAS、スマホまで幅広く復旧を行い、初期診断や見積りは無料。最短即日での復旧が可能で、成功報酬制を導入しているため、データが復旧できなかった場合は費用がかからない点が特徴。

DATASMART(データスマート)は、対応が難しく取り扱う業者が少ないオンボード型のスマートフォンやパソコン（Surface・Macなど）にも幅広く対応しているデータ復旧業者です。

デジタル捜査官としての経歴を持ちTVでも活躍中の佐々木成三氏や、元SONY技術者として有名な乗松伸幸氏など、多くの専門家から推薦されています。

その高度な技術力が評価され、警察からたびたび感謝状を受けるなど、全国の捜査機関から厚い信頼を得ています。

企業との取引実績を公開する業者は多いですが、TVで活躍する専門家や技術者、公的機関から公式に第三者評価を受けている業者は限られています。

　

ロジテック

運営会社	ロジテックINAソリューションズ株式会社（エレコムグループ）
受付拠点	本社：長野県上田市 東京にもラボ・サポートセンター
料金(税込)	HDD軽度障害：45,100円～ 中度：88,000円～ 重度：159,500円～ ※無料診断あり
対応メディア	HDD/SSD USBメモリ SDカード スマホ RAID/NAS
サービスの特徴	エレコムグループの信頼感 累計90万件超の実績 成功報酬型 専用ラボ完備

ロジテックはエレコムグループの一員として、累計90万件を超えるデータ復旧実績を持ちます。

専任のエンジニアが最新設備と独自の技術により、物理的損傷はもちろん、論理障害やウイルス感染といった複雑なトラブルにも迅速に対応。基本的には完全成功報酬制ですが、複数の記録媒体から特定のデータを探す必要がある場合は、初期調査費が発生します。

特に、ハードディスクドライブ（HDD）やソリッドステートドライブ（SSD）だけでなく、RAIDシステム、サーバーデータ、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなメディアやシステムに対応できる柔軟性を持っています。

HDD・SSD・USBメモリやスマホなど多彩なメディアを対象に、専門ラボで高度な復旧作業を実施。成功報酬制を採用し、無料診断も用意されているため、安心して依頼できる点が魅力

24時間365日の緊急対応体制を敷いており、特に企業向けのサーバーやRAIDシステムの復旧には、10万円以上のプランも用意しているため、大切な業務データの早期回復を実現します。

　　

データ復旧業者に依頼から納品までの流れ

公式サイトからの問い合わせ・相談

データ復旧業者に依頼する際は、まず公式サイトを通じて問い合わせや相談を行いましょう。

多くの業者では、24時間365日対応可能な電話や問い合わせフォームを用意しているため、営業時間を確認のうえ相談してみてください。その際、どのメディアにどのような障害が発生しているのかを業者側で確認することになります。

近くの店舗への持ち込みや郵送

公式サイトでの相談が済んだら、該当のメディアを近くの店舗へ持ち込みます。

もし最寄りの店舗が遠い場合は、郵送による対応も可能です。

ただし、郵送時には紛失や破損のリスクも考慮する必要があります。安全に送るために、追跡番号が取得できるレターパックなどの利用をおすすめします。

初期診断と見積もりの取得

どのデータ復旧業者でも、まず初期診断と見積もりを実施します。

初期診断では、「対応可能かどうか」や「障害の程度、費用の概算」などを算出します。

提示された見積もりを確認し、料金や作業内容に納得した場合のみ契約を進めてください。

多くの業者では、初期診断や見積もりを無料で行い、キャンセル料を不要としているところも少なくありません。公式サイトに料金体系が記載されていることが多いため、事前に確認しておくと安心です。

データ復旧作業の開始

作業内容や料金に納得したら契約を結び、データ復旧作業が開始されます。

復旧にかかる日数は、メディアの種類や障害の深刻度によって異なります。特に障害が深刻な場合は、復旧に長期間を要することがあります。

ただし、一部の業者では「特急コース」などの優先サービスを提供しているため、急いでいる場合はそれを利用するのも良いでしょう。

料金の支払い

データ復旧作業が完了したら、料金を支払います。

支払い方法は業者によって異なりますが、クレジットカードや銀行振込などが一般的です。見積書と実際にかかった費用に差異がないか、必ず確認しましょう。

復旧データの納品

データ復旧が完了したら、復旧したデータが保存されたメディアが納品されます。

新しいメディアを自身で用意するか、業者が用意したメディアにデータを保存してもらうことが可能です。

メディアが手元に届いた時点で、データ復旧業者への依頼は完了となります。

　

データ復旧業者に依頼する際の注意点

データ復旧は必ず成功するわけではなく、さまざまなリスクがつきまといます。

悪質な業者にあたってしまうと、コストだけかかってデータが戻らない事態に陥ることもあります。

ここからは、データ復旧に関するリスクと注意点について解説します。

リスクを最小限にするための対策

物理的な損傷がある場合、分解やパーツ交換に失敗すれば、データが取り出せなくなる可能性が高まります。

そこで、自分でなんとかしようとせず、早めに専門の業者に相談するのが一番のリスク回避策です。また、動作音が変だったり、機器の発熱が異常に高まっている場合は、電源を入れ続けるだけでも状態を悪化させます。こうした症状に気づいたら、速やかに使用を停止しましょう。

さらに、選ぶ業者に関しても

をきちんと確認することが重要です。

適当に決めてしまうと、適正技術のない業者にあたり、最悪の場合データが永久に失われる恐れがあります。

悪質業者を避けるための警戒ポイント

データ復旧業界には、残念ながら悪質な事業者が存在します。

たとえば、異常に低価格を前面に打ち出して集客し、実際には高額な追加料金を請求するケースです。

被害例としては、機器を預けたのに連絡が途絶えてデータごと行方不明になるといった最悪の事態も報告されています。

こうした業者を避けるためには、契約前に必ず詳しい見積もりや費用説明を求めることが重要です。

さらに、公式サイトの情報があいまいであったり、問い合わせ窓口が不十分な場合は注意が必要です。

口コミや評判をよく調べ、個人情報保護の取組やセキュリティ対策についても明言しているかをチェックしましょう。

　

データ復旧依頼の費用を抑えるためのテクニック

データ復旧は高額になることもありますが、いくつかの工夫で費用を抑えられる場合があります。

大切なデータのためとはいえ、予算オーバーは避けたいものです。ここでは、お金を節約しながら効率的に依頼するテクニックを紹介します。

見積もり比較でお得に依頼する方法

複数のデータ復旧業者に見積もりを依頼して、比較検討することがポイントです。

同じ障害内容でも、業者によって価格設定が大きく異なる場合があります。

とくに無料診断を行っているところなら、費用をかけずに故障原因と見積もりを確認できるため、複数社の比較がしやすくなります。

見積もり書や料金説明が分かりやすく、追加料金の条件が明確に示されている業者を選ぶと安心です。複数社の比較で実勢相場を理解し、納得できる価格の業者に依頼しましょう。

キャンペーンや割引の活用

データ復旧業者によっては、期間限定のキャンペーンや割引サービスを行っていることがあります。

など、多様な優待が設けられている場合があります。

これらをうまく活用すれば、通常よりも大幅に費用を削減できる可能性があります。

キャンペーン情報は業者の公式サイトやSNSで告知されることが多いので、依頼前にチェックしてみましょう。

また、割引を受けるにはクーポンコードが必要な場合や、特定の期間内に申し込みをする必要がある場合もあるため、条件をしっかり確認してください。

　

データ復旧業者に関するよくある質問

データ復旧サービスとは？

データ復旧サービスとは、破損や誤操作、システムエラーなどによりアクセスできなくなったデータを復元し、トラブルを解決するサービスです。

例えば、ハードディスク、USBメモリ、SDカード、スマートフォン、サーバー、NASなど、さまざまなデバイスでデータが取り出せなくなるケースがあります。

その原因としては、機器の故障や水没、さらには誤って重要なデータを削除してしまうことなどが挙げられます。

データ復旧業者の料金はいくらくらいが相場ですか？

データ復旧を業者に依頼する場合、発生している障害の種類や記憶メディアの種類によって費用が異なります。これは、復旧作業の難易度や必要な作業工数によっても変動するため、費用相場はあくまで目安として考えておく必要があります。

また、技術力の高い業者ほど、より高度な作業が可能であり、多くのエンジニアを抱えていることが多いため、見積金額にも幅が出る傾向があります。

データ復旧と修理はどう違う？

製品が故障した際、まず製造元のメーカーや購入店へ問い合わせる方が多いかと思います。しかし、メーカー修理の目的は製品を再び使用できる状態にすることであり、損傷が激しい場合には本体交換（データ未保存）や、初期化によるデータ完全消去のうえで修理が行われます。

一方、データ復旧サービスは、失われたデータを取り戻すことを目的としたサービスです。メーカー修理を受けた製品は初期化されるため、データ復旧は不可能ですが、データ復旧サービスを利用した後であれば、メーカー修理を受けることも可能です。大切なデータが故障した機器内に残っている場合は、まずデータ復旧の専門業者へ相談することをおすすめします。

データ復旧の期間はどのくらいかかる？

データ復旧にかかる期間は、実際に故障した媒体や機器を調査しなければ正確には判断できません。目安としてはおおよそ10日前後といわれています。

軽度の障害であれば数日で復旧可能な場合もありますが、中程度の障害では1～2週間程度、重度の障害になると30日以上かかることもあり、ケースバイケースとなります。

データ復旧業者に依頼するとデータの中身を見られる？

データ復旧では、希望するデータ自体が壊れている可能性もあります。そのため、中身を見られることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、契約後にデータが破損していても代金を支払わなければならない場合があります。

また、作業依頼後のキャンセルができないケースも多いため、そのようなリスクを考慮すると、データ復旧作業の発注には慎重にならざるを得ません。

ヤマダ電機のデータ復旧の料金はいくらですか？

ヤマダ電機のデータ復旧サービスの料金は、復旧対象の機器の種類や状態、故障内容などによって変動するため、一概に「〇〇円」とはお伝えできません。

一般的には、初期診断やお見積もりは無料で行っており、その結果に基づいて具体的な料金が提示される仕組みとなっています。

軽度障害	37,800円
中度障害	83,800円
重度障害	105,800円

最新の料金や詳細については、ヤマダ電機の公式サイトや最寄りの店舗、またはカスタマーサポートにお問い合わせいただくのが確実です。

まとめ｜最適なデータ復旧業者を選んで大切な情報を守ろう

データ復旧業者を選ぶときは、実績や成功率、料金の透明性、サポート体制など多角的に比較することが大事です。

「データの復旧率をできるだけ高めたい」「できるだけ早く復旧させたい」という方は、最初からデータ復旧の専門業者に依頼することをおすすめします。

今回ご紹介した業者は、データ復旧業界の中でも実績が豊富な企業ばかりなので、安心して依頼できます。機器の診断や見積もりは基本的に無料で対応してもらえるため、まずは気軽に相談してみましょう。

また、機器の種類や障害内容に合った専門性を持つ業者を選ぶと、復旧率が高まります。長期的な視点でアフターケアまで考えれば、再発防止にもつながるでしょう。

信頼できる業者を見つけて、大切な情報をしっかり守ってください。

おすすめ復旧業者をもう一度見る  

関連リンク

• 国民のためのサイバーセキュリティサイト
• NPO法人 データ復旧技術研究会
• 日本データ復旧協会
• 個人情報保護委員会