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    ダークウェブの入り方!安全にダークウェブに入るのにおすすめのVPN3選

    ダークウェブの入り方!安全にダークウェブに入るのにおすすめのVPN3選

    ダークウェブ」という言葉を聞いたことはありますか?

    そこは、私たちが普段アクセスするネットとは異なる領域です。

    匿名性が高いことから、プライバシーを守りたい人や、検閲を避けたい人にとっては便利な場所であり、逆に違法取引犯罪の温床としても使われています。

    この記事では、ダークウェブの正体やその仕組み安全に利用するための方法について、わかりやすくご紹介します。

    目次

    ダークウェブとは?

    一般的なインターネット利用では目に触れない「ダークウェブ」

    このエリアは特殊なアクセス手段がなければ到達できず、匿名性が非常に高いことから、善悪両面でさまざまな用途に利用されています。

    ダークウェブを理解するには、インターネットを構造的に「サーフェスウェブ」「ディープウェブ」「ダークウェブ」の3層に分けて考えると、その独特な位置づけが見えてきます。

    サーフェスウェブ

    サーフェスウェブは、日常的に使われている検索エンジンで見つけられるウェブページの集まりです。

    例えば、ニュースサイトブログSNSショッピングサイトなどが該当し、誰もが簡単にアクセスできるインターネットの「表面」にあたります。

    ネット全体の中ではこの部分が占める割合はわずかで、多くのデータは実はその奥深くに隠されています。

    ディープウェブ

    サーフェスウェブの下に存在するのが「ディープウェブ」です。

    企業や機関の内部システム医療データベース学術論文のリポジトリ、またオンラインバンキングなど、アクセス制限がかかったページがこれに含まれます。

    ディープウェブには検索エンジンがインデックスできないデータが膨大に格納されており、全ウェブの95%を占めているといわれることもあります。

    ここには多くのプライバシー情報や非公開データが含まれているため、アクセスにはセキュリティ認証特定の許可が必要です。

    ダークウェブ

    ダークウェブとはディープウェブのさらに奥深くに位置するサイトです。

    特殊なブラウザを使わないとアクセスできず、通常の検索エンジンでは決して表示されません

    そのため、非常に高い匿名性を誇り、違法な取引犯罪行為に使われることが多いのも事実です。

    ただし、ダークウェブが必ずしも犯罪行為に使われる場所というわけではなく、政治的な活動や、厳しい監視下に置かれている地域での表現の自由を守るためのツールとしても使われることがあります。

    ダークウェブの入り方

    ダークウェブは、私たちが普段使っているインターネットのように簡単にはアクセスできません。

    通常のウェブの「表面」からは見えない場所で、特殊なツールや手順を使って匿名性を確保しながらアクセスする必要があります。

    安全かつ匿名性を確保するために、VPNTorブラウザを使用するのが一般的です。

    ここでは、その具体的な手順を説明します。

    VPNとTorブラウザをインストール

    まずは、VPNTorブラウザという2つのツールを使って匿名性を確保しましょう。

    VPNは、インターネット接続を暗号化して第三者から見えにくくしてくれるサービスで、ダークウェブにアクセスする際の基本の防御手段です。

    特に、VPNを使うことで自分のIPアドレスが隠れ、個人情報が守られるため、アクセスに際して重要なプライバシー対策になります。

    ただし、無料のVPN安全性が低く、トラフィックが第三者によって記録されるリスクもあるため、信頼できる有料のサービスを選ぶのがベストです。

    VPNをインストールしたら、次にTorブラウザをダウンロードします。

    Torは、インターネット上の通信を複数のサーバーで転送して「発信元がわからない」状態にするブラウザです。

    Torブラウザは「オニオンルーティング」という技術によって匿名性が確保され、通常のブラウザではアクセスできないダークウェブに接続できるようになります。

    Torブラウザは公式サイトから無料でダウンロードできますが、インストール後も、使用中にできるだけ個人情報を入力しないなど、注意深い使い方が必要です。

    VPNに接続した後にTorブラウザを起動

    次に、VPNを起動して海外のサーバーに接続します。

    これは、アクセスの痕跡が国内に残らないようにするためで、VPNを「第一の匿名化」としてTorを「第二の匿名化」に重ねることで安全性をさらに高められます。

    ただし、VPNとTorの併用は通信速度が遅くなるデメリットもあるため、接続の安定性を確認しながら進めましょう。

    これらの対策を取っても完全な匿名性が確保されるわけではないため、アクセスするサイトやリンクにも慎重になることが大切です。

    検索エンジンを選択

    ダークウェブ上では、通常のGoogleYahoo!使えません

    代わりに、DuckDuckGoという検索エンジンが一般的に使われています。

    DuckDuckGoは、検索履歴を保存せずプライバシーを守る設計で、ダークウェブでも検索結果に個人情報が紐づけられないよう配慮されています。

    検索は通常のエンジンと同じくキーワードを入力するだけですが、ダークウェブでは表面上のウェブと違って何が出てくるかわからないので、表示されたリンクには注意が必要です。

    特に、違法な情報フィッシング詐欺のサイトも多く混在しているため、ダークウェブ内での検索やリンクのクリックには一層の警戒心が求められます。

    検索結果に表示されるリンクをうっかりクリックしたことで、マルウェアがインストールされたり、個人情報が漏れたりすることもあるので、怪しいサイトには近づかないのが鉄則です。

    安全にダークウェブに入るのにおすすめのVPN3選

    ダークウェブに安全にアクセスするためには、信頼性の高いVPNを使用することが重要です。

    VPNを利用することで、IPアドレスを匿名化し、データのやり取りを暗号化できるため、オンラインでのプライバシーが確保されます。

    ここでは、セキュリティ速度使いやすさで評価が高いおすすめのVPNを3つ紹介します。

    スクロールできます
    サービス名 NordVPNExpressVPNSurfshark
    月額料金730円/月~8.33ドル/月~388円/月~
    サーバー
    設置国数
    111ヶ国以上105ヶ国以上100ヶ国以上
    サーバー数6,000台以上3,000台以上3,200台以上
    同時接続可能
    デバイス数
    10台8台無制限
    ノーログ
    ポリシー
    記載あり記載あり記載あり
    保証・無料期間30日間返金保証30日間返金保証30日間返金保証
    公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
    各製品の比較

    NordVPN

    料金(税込)1ヶ月:2,270円/月
    1年:960円/月
    2年:730円/月
    サーバー設置数111ヶ国以上6,000台以上
    接続デバイス数最大10台
    運営会社Tefincom S.A.
    サポート体制24時間365日(日本語対応可)
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 多くの国にアクセスできる
    • サーバー数が多い
    • セキュリティが高い

    NordVPNは、ダークウェブへの安全なアクセスを求めるユーザーに非常に人気のあるVPNサービスです。

    世界中に6,000以上のサーバーを持ち、111ヶ国以上に接続可能なため、柔軟にサーバーを選択できます。

    特に、AES-256ビット暗号化を採用しており、通信を強力に保護します。

    さらに、厳格な「ノーログポリシー」により、ユーザーのオンライン活動が記録されないため、プライバシーの保護が徹底されています。

    また、高速通信もNordVPNの強みで、ダークウェブでの取引やファイルのダウンロード時に遅延を感じることがほとんどありません。

    最大10台のデバイスを同時に接続できるので、複数の端末での使用にも便利です。

    初めて利用する場合でも、30日間の返金保証が付いているため、安心して試せます。

    ExpressVPN

    料金(税込)1ヶ月:12.95ドル/月
    6ヶ月:9.99ドル/月
    12ヶ月:8.33ドル/月
    サーバー設置数105ヶ国3,000台以上
    接続デバイス数最大8台
    運営会社Kape Technologies
    サポート体制24時間365日(日本語対応可)
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 主要な国にアクセスできる
    • 通信速度が速くて安定
    • 日本語の問い合わせが可能

    ExpressVPNは、業界トップクラスの速度とセキュリティを提供しており、ダークウェブへのアクセス時も安定したパフォーマンスを発揮します。

    105ヶ国3,000以上のサーバーを持ち、幅広いIPアドレスの選択肢があり、匿名性を確保しながらスムーズな接続が可能です。

    AES-256ビット暗号化と厳密なノーログポリシーにより、プライバシー保護が強力に行われています。

    ExpressVPNは特に、通信速度に優れており、大容量ファイルのダウンロードや動画の視聴、オンラインゲームのプレイ中でも安定した通信が期待できます。

    料金は他のVPNと比べてやや高めですが、その分の価値があるサービスを提供しています。

    また、ExpressVPNは日本語対応の24時間カスタマーサポートがあり、トラブル時にも迅速に対応してもらえるのも大きなメリットです。

    Surfshark

    料金(税込)1ヶ月:2,378円/月
    1年:548円/月
    2年:388円/月
    サーバー設置数100ヶ国3,200台以上
    接続デバイス数無制限
    運営会社Surfshark B.V.
    サポート体制ライブチャット・メール
    無料体験30日間の返金保証
    公式サイト公式サイトはこちら
    • 同時接続台数が無制限
    • 24時間年中無休のサポート
    • 設置国とサーバー数が多くてアクセスしやすい

    Surfsharkは、コストパフォーマンスに優れたVPNサービスとして知られ、特に同時接続が無制限である点が大きな特徴です。

    これにより、家族や複数のデバイスを使う場合でも、追加料金を気にすることなく接続できます。

    セキュリティ面では、他のVPNと同様にAES-256ビット暗号化を採用し、ノーログポリシーも徹底されています。

    Surfsharkは100ヶ国以上3,200台以上のサーバーを展開しており、安定した接続が可能です。

    特に、予算を抑えたいユーザーにはうってつけで、長期プランを選択するとさらにコストを削減できます。

    ダークウェブでの安全性を確保しつつ、コストを抑えたい場合、Surfsharkは理想的な選択肢です。

    ダークウェブは違法?危険性について

    「ダークウェブ」といえば、とにかく危険なイメージがありますが、実際のところ、すべてが違法というわけではありません

    匿名性が高いため、表現の自由を求める場として利用されることも多い一方で、やはり危険が多いのも事実。

    ここでは、ダークウェブを利用する際に注意したいリスクや起こり得るトラブルについて、わかりやすくお伝えします。

    マルウェアなどのウイルスに感染する

    ダークウェブで一番身近なリスクは、やはり「マルウェア感染」。

    ダークウェブには、悪意を持ったハッカーやサイバー犯罪者が集まり、ウイルスやマルウェアが仕込まれたファイルやリンクが出回っています。

    うっかり怪しいリンクをクリックしてしまうと、PCやスマホに感染し、個人情報や重要なデータが流出する危険があります。

    特に、ダークウェブで出回っている「無料ツール」や「お得なファイル」には、こうした危険が潜んでいることが多いのです。

    アクセスするだけなら大丈夫だろうと思わず、怪しいリンクやファイルは避けるのが賢明です。

    犯罪被害に遭う

    匿名性が高いダークウェブでは、詐欺や個人情報の漏洩など、犯罪被害に遭うリスクも無視できません。

    例えば、そこで商品を買ったりサービスを利用したりしても、支払い後に商品が届かなかったり、サービスが提供されなかったりする詐欺が多発しています。

    さらに、匿名のやりとりが基本なため、相手を特定して追跡するのが極めて難しく、被害に遭っても泣き寝入りを余儀なくされることが少なくありません。

    また、ダークウェブでは盗まれたクレジットカード情報やパスワードなどの個人情報が売買されているケースも多く、自分が知らないうちに情報が漏洩している危険もあります。

    こうした情報が不正利用されると、金銭的な被害を受けたり、自分になりすました犯罪が行われたりすることもあるため、注意が必要です。

    ダークウェブで出来ること

    ダークウェブは、匿名性が高く、一般的なインターネットではアクセスできない領域です。

    そのため、特定のニーズに応じたサービスや情報が提供されていますが、違法な活動も多く含まれており、利用には注意が必要です。

    ここでは、ダークウェブでどのようなことができるのかについてご紹介します。

    科学論文や検閲されたデータの共有

    ダークウェブは、通常のインターネットでアクセスできない科学論文や、特定の検閲を受けたデータを共有する場としても機能しています。

    特に、学術論文や高価な研究資料を無料で提供するサイトが存在し、研究者や学生がこの場を利用して情報収集を行うことがあります。

    ただし、こうした情報が違法にアップロードされている場合、利用者が意図せず著作権の侵害に関わることもあるため、リスクを十分に認識することが重要です。

    検閲を回避して情報にアクセス

    ダークウェブは、言論の自由が制限されている国々において、重要な情報源として役立っています。

    例えば、政府の厳しい監視下にある国では、国内のインターネットではアクセスできない海外ニュースや、真実が歪められていない報道に触れるための手段としてダークウェブが利用されることがあります。

    匿名でインターネットを利用できるため、政府によるアクセス履歴の追跡や検閲を避け、自由に情報を得られるのです。

    特に、人権侵害が問題となっている地域では、ダークウェブが政府や当局からの制約を逃れる手段としての役割を果たしています。

    しかし、この利用には政府から身を守る対策が欠かせません。

    不正取引や違法商品の売買

    ダークウェブでは、違法商品の取引も頻繁に行われています。

    特に、麻薬偽造品盗まれた個人情報の売買が横行しており、匿名性を悪用した犯罪の温床と化しているのが現実です。

    匿名の特性から、売り手と買い手が互いに実名を明かすことなく取引を行えるため、違法市場の管理が難しくなっています。

    この匿名取引には法的なリスクが伴います。

    例えば、麻薬や偽造品の購入は、その国の法に触れるだけでなく、第三者を巻き込むような重大な犯罪被害に発展することも考えられます。

    また、こうした取引は多くの場合ビットコインなどの暗号通貨で行われるため、金銭の流れが追跡されにくく、犯罪を助長する環境が生まれやすいのが現状です。

    匿名での情報提供や内部告発

    ダークウェブは、内部告発者が匿名で情報提供を行うための手段としても利用されています。

    企業や政府機関における不正行為汚職を告発することは、時に告発者自身の身の安全を脅かすことにもなりかねません。

    ダークウェブの匿名性を活用することで、告発者が自身を守りながら情報提供が可能になります。

    実際、報道機関や人権団体がダークウェブを介して重要な情報を得ていることもあり、ダークウェブの利用には正当な社会的役割があるともいえます。

    しかし、匿名であることを過信し、証拠の不十分な情報デマが拡散される可能性もあるため、情報の信憑性を精査する手段が不可欠です。

    また、告発者が身元を偽装しても、完全に追跡を避けることは難しいため、利用者側のリスク管理も重要な課題となっています。

    ダークウェブを利用する場合の注意点

    ダークウェブは高い匿名性を提供する反面、多くの危険が潜んでいます。

    利用する際には、個人の安全プライバシーを守るために注意すべきことを知っておきましょう。

    ここからは、ダークウェブを利用する際の注意点を説明します。

    個人情報を入力しない

    ダークウェブ上では、個人情報の入力を絶対に避けましょう

    住所氏名クレジットカード情報パスワードなどの個人情報は高値で取引されるため、入力した情報が即座に盗まれ、悪用されるリスクがあります。

    特に、ダークウェブ上のサイトやサービスにログイン情報を入力することは、アカウントの乗っ取りや資産の不正使用につながる可能性があります。

    セキュリティ対策を徹底する

    ダークウェブにアクセスする際には、必ずセキュリティ対策を徹底して行うことが最も重要です。

    具体的には、信頼できるVPNを使用してIPアドレスを隠し、インターネット接続を暗号化する必要があります。

    さらに、最新のセキュリティ対策ソフトをインストールし、ウイルスからデバイスを保護することも不可欠です。

    ダークウェブに関するよくある質問

    ダークウェブは、通常ではアクセスできない領域であり、さまざまな情報や商品が取引されています。

    しかし、その性質上、違法な活動も多く行われているため、どのようなものが取引されているのか興味を持つ人も多いでしょう。

    ここでは、ダークウェブで売買されている商品の例や、取引されている内容について解説します。

    ダークウェブを見るだけなら問題ない?

    閲覧だけでもリスクがあります

    ダークウェブそのものを「見る」だけでは法に触れることはありませんが、ウイルスに感染する危険性があります。

    さらに、怪しいサイトにアクセスした場合、個人情報が漏洩したり、デバイスが乗っ取られることも考えられます。

    ダークウェブにアクセスする場合は、必ずセキュリティ対策を講じることが重要です。

    信頼できないサイトや、怪しいリンクには絶対にアクセスしないようにしましょう。

    ダークウェブで何が買える?

    特別な事情がない限り、ダークウェブでの購入はおすすめできません

    ダークウェブでは、合法な商品から違法なものまで、さまざまなものが取引されています。

    合法的なものとしては、匿名でのメールサービスデータ保護に関するソフトウェアなどがありますが、違法なものも多数取引されています。

    例えば、クレジットカード情報個人情報、さらには偽造パスポート違法薬物ハッキングツールなどが売買されている可能性が高いです。

    違法な商品やサービスの購入は、重大な犯罪行為に該当するため、厳しく罰せられる可能性があります。

    ダークウェブに入るにはVPNを併用すべき?

    はい、VPNを併用することを強く推奨します。

    Torブラウザ自体は匿名性を提供しますが、完全に安全ではありません。

    VPNを使用することで、インターネット接続が暗号化され、さらにIPアドレスを隠せるため、セキュリティを強化できます。

    無料VPNでも問題ない?

    無料VPNはおすすめできません

    無料VPNは有料のVPNに比べてセキュリティ面で劣っており、データの暗号化匿名性不十分な場合が多いです。

    また、無料VPNの中には、ユーザーのデータを第三者に売却するサービスもあります。

    安全にダークウェブを利用するためには、信頼できる有料のVPNサービスを利用することを強く推奨します。

    有料VPNは、高度な暗号化技術を提供し、サポート体制も充実しているため、安心して使用できます。

    ダークウェブの入り方まとめ

    ダークウェブは、私たちの知らないネットの裏側を持つ特殊な領域。

    高い匿名性プライバシー保護の利便性がある反面、違法取引詐欺などリスクも多く含まれています。

    安心してアクセスするためには、VPNTorブラウザの併用や、セキュリティ対策が欠かせません。

    自己防衛を心がけ、ダークウェブの魅力や情報をうまく利用して、安全にネットを活用していきましょう。

    目次