レンタルサーバーを初めて利用する方はどのサービスを選ぶべきか悩んで不安になる方は多いでしょう。
初めてのレンタルサーバーであれば、初心者向けの要素が整っているサービスをおすすめします。
本記事では初心者向けにおすすめのレンタルサーバー8社を紹介します。
さらに、レンタルサーバーの選び方から注意点についてまで詳しく解説しているため、レンタルサーバーを選ぶ際の参考にしてください。
レンタルサーバーとは？
レンタルサーバーとはサーバーをレンタルできるサービスを指します。
レンタルサーバーはWebサイト・ブログの開設やアプリ開発、オンラインゲームのマルチプレイなど幅広い用途に利用されています。
レンタルサーバーの管理やメンテナンスはサービス提供側がすべて担当してくれるのが特徴です。
レンタルサーバーは自身でサーバーを構築するのと比較すれば費用を抑えることができ、専門的な知識や技術を要求されない点がメリットといえます。
ただし、レンタルサーバーにはいくつか種類が存在しており、それぞれの目的に合った種類を選ぶ必要ことが大事です。
以下ではレンタルサーバーの種類について詳しくみていきましょう。
レンタルサーバーの種類
レンタルサーバーの主な種類を以下にまとめました。
| レンタルサーバーの種類 | 料金 | 利用形態 | 他のユーザーの影響 | 専門的な知識 |
| 共有サーバー | 安い | 1台の物理サーバーを複数ユーザーで共有する | 受けやすい | 不要 |
| 専用サーバー | 高い | 1台の物理サーバーを専有できる | 受けない | 必要 |
| VPS | 専用サーバーより安い | 1台の物理サーバーを仮想的に分割する | 受けにくい | 必要 |
| クラウドサーバー | 従量課金制 | 複数の仮想サーバーを組み合わせる | 受けにくい | 必要 |
一般的にレンタルサーバーといえば共有サーバーがイメージされることが多いです。
共有サーバーは1台の物理サーバーを複数のユーザーで共有して利用するタイプであり、料金は安く、扱うのに専門的な知識は必要ありません。
ただし、共有サーバーは他のユーザーの影響を受けやすい点には注意する必要があります。
1台の物理サーバーを1人のユーザーが完全に専有できるタイプのレンタルサーバーは専用サーバーです。
専用サーバーは他のユーザーの影響を受けないのですが、料金は高く、扱うのに専門的な知識が必要になります。
VPSは物理サーバーを仮想的に分割して個々のユーザーに割り振るタイプのレンタルサーバーであり、他のユーザーの影響は受けにくくなるのが特徴です。
専用サーバーよりも安い費用で利用できるのがメリットであり、扱うのに専門的な知識が要求されるのはVPSのデメリットとなっています。
クラウドサーバーとは仮想化されたサーバーをインターネット経由で利用できるタイプのレンタルサーバーです。
VPSとは異なりクラウドサーバーでは1人のユーザーが複数の仮想サーバーと契約することもできます。
以上のようにレンタルサーバーには大きく分けて4つの種類があるため、目的に適したタイプを選ぶことが大切です。
初心者が確認するべきレンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーを選ぶ際には事前に確認しておきたい点がいくつか存在します。
初心者の方は特に以下のポイントについて確認しておきましょう。
- 運営歴が短い会社は避ける
- 必要な機能を見極める
- 転送量の制限がないか確認する
- サポート体制が充実しているかチェックする
- 用意されているセキュリティ対策を調べる
- 口コミ・評判を参考にする
初心者の方がレンタルサーバーを選ぶ際に意識したいポイントについて詳しく解説します。
運営歴が短い会社は避ける
レンタルサーバーのサービスを提供する会社のこれまでの運営歴が短い場合は避けることをおすすめします。
運営歴が短い会社はサーバーが不安定な傾向があり、障害が発生するリスクが高いからです。
レンタルサーバーを運営していくのは高度な技術とノウハウが必要になるため、簡単にできることではありません。
運営歴が短い会社にはレンタルサーバーを運用していくノウハウや経験が欠けており、さまざまなトラブルが発生しやすいです。
また、運営歴の短い会社は収益性が悪いケースがあり、将来的にレンタルサーバー事業を撤退する可能性があります。
会社の経営状態が悪化して倒産するリスクもあるため、初心者は運営歴の短い会社は避けて、長く運営している会社を選びましょう。
必要なスペック・機能を見極める
これからレンタルサーバーで何をしたいのか目的を決めた上で必要なスペック・機能を見極めることが大切です。
レンタルサーバーのサービスではさまざまな機能を提供しており、目的に合った機能があることを確認しなければいけません。
その際の注意点として、高スペックで多機能なレンタルサーバーほど料金が高くなる傾向にあります。
必要のない機能まで含まれていて、必要以上に高スペックなサーバーを利用すると、料金が割高になってしまいコストパフォーマンスが悪いです。
それぞれの目的に合わせて必要なスペック・機能だけ備わっているレンタルサーバーであれば、費用を抑えることができて、コストパフォーマンスが良くなります。
たとえば、画像や動画をほとんど掲載しないWebサイトの開設であれば、低スペックのレンタルサーバーでも問題ありません。
レンタルサーバーの中には格安料金で提供されているサービスもあるため、目的によっては格安サーバーでも十分なケースがあります。
転送量の制限がないか確認する
レンタルサーバーの中には転送量に制限を設けているサービスがあり、Webサイトの運営などで支障が出るケースがあるため注意しましょう。
レンタルサーバーと利用者の端末間ではデータが通信されており、通信量に上限を設けることを転送量の制限と呼びます。
たとえば、レンタルサーバーで開設したWebサイトに高画質の動画などデータ容量の大きなコンテンツを掲載していると、通信量が大きくなりやすいです。
多量のデータが頻繁にやり取りされるとサーバーに負荷をかけてしまい、他のユーザーに影響が出ます。
すべてのユーザーが快適にサーバーを利用できるように転送量の制限が設けられているケースは多いです。
画像や動画をたくさん掲載するWebサイトや大きな規模のWebサイトを運営する予定がある場合は、転送量が無制限になっているサービスを選びましょう。
ただし、転送量が無制限のサービスでも、サーバーに大きな負荷をかけた場合は一時的に転送量が制限されるケースがあります。
共有サーバーを利用する場合は他のユーザーへの配慮が求められ、転送量の問題は常に発生するため注意しましょう。
サポート体制が充実しているかチェックする
初心者は特にレンタルサーバーのサポート体制に注目することが大切です。
レンタルサーバーを利用していて困ったときに頼りになるのがサポートであり、さまざまな場面で利用する機会があります。
サポートを利用することで、レンタルサーバーの機能に関する初歩的な質問から障害などトラブル時の対応まで頼れるでしょう。
レンタルサーバーではサポートの対応方法として電話やチャット、メールといった方法を用意しています。
中にはZoomによるサポートに対応するレンタルサーバーもあるため、気になる方はチェックしておきましょう。
問い合わせに対応できる日時も重要であり、24時間365日対応するケースから平日の日中のみの対応になるケースまであります。
24時間365日対応してくれるサービスの方が、困ったときにすぐに問題を解決できるでしょう。
用意されているセキュリティ対策を調べる
レンタルサーバーを利用する上でセキュリティ対策に気を配ることは重要です。
レンタルサーバーを用いてWebサイト・ブログの開設やゲームのマルチプレイをする際には、サイバー攻撃の標的になるケースがあります。
万が一、サイバー攻撃を受けるとデータ改ざんや情報漏洩などのトラブルが発生するため大変です。
顧客の情報が漏洩したことで損害賠償請求を受けるケースもあります。
サイバー攻撃などの被害を防ぐには、レンタルサーバー側が提供するさまざまなセキュリティ対策を活用します。
レンタルサーバーの提供する主なセキュリティ対策を以下にまとめました。
- WAF
- IDS／IPS
- SSL
- 改ざん通知
- 自動バックアップ
レンタルサーバー側で提供しているセキュリティ対策の内容について詳しく調べておきましょう。
また、レンタルサーバーの運営会社が過去に情報漏洩などの問題を引き起こしていないか調べておくことも大切です。
口コミ・評判を参考にする
レンタルサーバー選びのための情報を集めるのに実際に利用した人からの口コミや評判は参考になります。
レンタルサーバーの公式サイトをチェックしただけでは、マイナスの情報を集めるのは難しいからです。
たとえば、口コミや評判をチェックすることで、UIの使いにくさや障害の多さといった情報を得られるケースがあります。
基本的には口コミで悪い評判ばかりが目立つサービスを利用することはおすすめしません。
ただし、口コミや評判は主観的なものであり、すべてが正しいと信じる必要はないです。
口コミや評判だけではなく、他の情報も踏まえた上でどのレンタルサーバーと契約をするべきか総合的に判断しましょう。
初心者向けレンタルサーバーおすすめ8社を徹底比較
本記事でおすすめする初心者向けレンタルサーバーは以下の8社です。
- エックスサーバー
- ロリポップ！
- ConoHa WING
- シンレンタルサーバー
- mixhost
- お名前.comレンタルサーバー
- さくらのレンタルサーバ
- カラフルボックス
おすすめのレンタルサーバーについて、順番に詳しく紹介していきます。
エックスサーバー
| サーバー名 | エックスサーバー |
| 月額料金 | スタンダード：月額990円～ プレミアム：月額1,980円～ ビジネス：月額3,960円～ |
| ディスク容量 | スタンダード：300GB プレミアム：400GB ビジネス：500GB |
| WordPress | 簡単インストール、テーマインストール、サイトコピー、簡単移行 |
| サポート体制 | メールサポート、電話サポート、設定代行サポート、無料設定代行 |
| 自動バックアップ | 過去14日分 |
| その他の特徴 | ・リソース保証 ・無料独自SSL ・24時間365日のサポート |
エックスサーバーはスタンダード、プレミアム、ビジネスという3つのプランを展開しているレンタルサーバーです。
WordPressに対応しており、簡単インストールやテーマインストール、サイトコピー、簡単移行といった機能を利用できます。
WordPressを高速で実行できる「KUSANAGI」を導入しており、快適に作業を進められるでしょう。
メールと電話によるサポートに対応しており、設定代行のサポートもあります。
自動バックアップは過去14日分に対応しており、もしものときに備えられます。
サーバー性能に優れていて高速処理が可能であり、さらにリソース保証機能もあるため、常に安定性の高い環境を実現できるのが強みです。
20年を超える運営実績があり、99.99％を超える稼働率を実現していて信頼できるサービスのため、初心者におすすめできます。
ロリポップ！
| サーバー名 | ロリポップ！ |
| 月額料金 | エコノミー：月額99円～ ライト：月額220円～ スタンダード：月額440円～ ハイスピード：月額550円～ エンタープライズ：月額2,200円～ |
| ディスク容量 | エコノミー：120GB ライト：350GB スタンダード：450GB ハイスピード：500GB エンタープライズ：1.2TB |
| WordPress | 簡単インストール、簡単引っ越し |
| サポート体制 | メールサポート、チャットサポート、電話サポート |
| 自動バックアップ | 自動バックアップ(ハイスピードプラン、エンタープライズプラン)、7世代バックアップ(月額330円) |
| その他の特徴 | ・無料の独自SSL ・AIアシスタント ・ホームページ制作代行 |
ロリポップ！はエコノミープランからエンタープライズプランまで全部で5つのプランから選べるのが特徴です。
それぞれの目的に合わせて必要な機能が備わったプランを選ぶことで、コストを抑えることができます。
WordPressに対応しており、インストールや引っ越しを簡単に済ませる機能があって便利です。
WordPressを高速化できる機能である「LiteSpeed Cache」を提供しており、表示速度に優れています。
メールとチャット、電話サポートに対応しており、メール返信は24時間以内で行われるためレスポンスが早いです。
他にも、無料の独自SSLやAIアシスタント、ホームページ制作代行など豊富な機能・サービスを展開しています。
ConoHa WING
| サーバー名 | ConoHa WING |
| 月額料金 | ベーシック：月額1,452円～ スタンダード：月額2,904円～ プレミアム：月額5,808円～ |
| ディスク容量 | ベーシック：300GB スタンダード：400GB プレミアム：500GB |
| WordPress | かんたんセットアップ、移行代行 |
| サポート体制 | 電話 |
| 自動バックアップ | 過去14日分 |
| その他の特徴 | ・無料独自SSL ・高速化AI ・AIブログ生成ツール |
ConoHa WINGはWebサーバーの処理速度が優れているのが特徴のレンタルサーバーです。
管理画面が使いやすい点も特徴であり、初心者でも簡単に扱えます。
WordPressに標準対応しており、かんたんセットアップや移行代行といったサービスがあるため便利です。
サポートは電話に対応しており、平日の10時から18時まで受け付けています。
自動バックアップは過去14日分のデータを対象としており、万が一データが消失したとしてもすぐ復旧が可能です。
高速化AIやAIブログ生成ツールなどが用意されており、Webサイト・ブログの作成に利用できます。
シンレンタルサーバー
| サーバー名 | シンレンタルサーバー |
| 月額料金 | ベーシック：770円～ スタンダード：1,540円～ プレミアム：3,080円～ |
| ディスク容量 | ベーシック：300GB スタンダード：400GB プレミアム：500GB |
| WordPress | 簡単インストール、テーマインストール、簡単移行、ログイン試行回数制限 |
| サポート体制 | メールサポート、電話サポート、設定代行 |
| 自動バックアップ | 過去14日分 |
| その他の特徴 | ・WAF搭載 ・セコムセキュリティ診断 |
シンレンタルサーバーはベーシックからプレミアムまでのプランがあり、いずれのプランもWordPressに対応しています。
ストレージは最低でも300GBから用意されており、すべてのストレージにNVMeを採用しているため読み込み速度に優れているのが強みです。
WordPressは簡単インストールやテーマインストール、簡単移行、ログイン試行回数制限といった機能があります。
メールサポートは24時間以内に対応しており、電話サポートは平日に受け付けていて、初心者の方にもおすすめです。
自動バックアップ機能があり、1日に1回の頻度で過去14日分のWeb・メール、MySQLのデータがコピーされるため安心できます。
WAFを搭載しており、セコムセキュリティ診断も利用できて、セキュリティ体制は万全です。
mixhost
| サーバー名 | mixhost |
| 月額料金 | スタンダード：968円 プレミアム：990円 ビジネス：2,178円 |
| ディスク容量 | 無制限 |
| WordPress | 移行サービス、テストサイト作成、WordPress最適化、サイトの複製 |
| サポート体制 | メールサポート、チャットサポート、Zoomサポート、設定代行サービス |
| 自動バックアップ | 過去14日分 |
| その他の特徴 | ・無料SSL ・マルウェアスキャン ・30日間返金保証 |
mixhostはスタンダードからビジネスまで3つのプランを提供するレンタルサーバーです。
ディスク容量は無制限ですが、リソースを使いすぎると制限がかかるケースがあります。
WordPressに対応しており、プレミアムプラン以上であればテストサイト作成やサイトの複製などの機能が使えて便利です。
メールサポートとチャットサポートを受け付けていて、プレミアムプラン以上ではZoomサポートもあります。
自動バックアップは過去14日分であり、別地域のデータセンターにも重複してデータが格納されるため安心です。
無料SSLやマルウェアスキャン、30日間返金保証といったサービスもあり、豊富な機能・サービスが用意されています。
お名前.comレンタルサーバー
| サーバー名 | お名前.comレンタルサーバー |
| 月額料金 | 月額891円～ |
| ディスク容量 | 400GB |
| WordPress | かんたんインストール、引っ越し機能、テスト環境機能 |
| サポート体制 | 電話サポート(24時間365日無料) |
| 自動バックアップ | 過去14日分 |
| その他の特徴 | ・WAF ・収容サーバー変更 ・ブログ記事生成(AI) |
お名前.comレンタルサーバーはドメインとサーバーの同時申込ができるレンタルサーバーです。
月額891円から利用できて、ディスク容量は400GBと充実しています。
WordPressはかんたんインストールや引っ越し機能、テスト環境機能など豊富な機能があり、簡単に扱えるのが特徴です。
電話サポートは24時間365日無料対応であり、悩みやトラブルをすぐに解決できます。
WAFが用意されており、外部からの攻撃を検知してしっかりとブロックできるため安心です。
サーザーの混雑状況を確認して、収容サーバーを変更できる機能があり、常に快適なサーバーを利用できます。
ブログ記事生成(AI)があり、構成から記事作成までを自動生成できるため、初心者もブログ開設をしやすいです。
さくらのレンタルサーバ
| サーバー名 | さくらのレンタルサーバ |
| 月額料金 | ライト：121円～ スタンダード：500円～ ビジネス：1,980円～ ビジネスプロ：3,850円～ |
| ディスク容量 | ライト：100GB スタンダード：300GB ビジネス：600GB ビジネスプロ：900GB |
| WordPress | クイックインストール、バックアップ＆ステージング |
| サポート体制 | チャットサポート、メールサポート、電話サポート(コールバック予約) |
| 自動バックアップ | オプション |
| その他の特徴 | ・独自SSL ・Web改ざん通知サービス ・WAF |
さくらのレンタルサーバは個人向けのライトやスタンダードといったプランからビジネスやビジネスプロといったビジネス向けのプランまで用意されています。
WordPressはクイックインストールやバックアップ＆ステージングといった機能があるのが特徴です。
バックアップ＆ステージングを利用するとスナップショットによるバックアップやテストサイトの作成などを行えます。
サポート体制はチャットとメール、電話に対応しており、電話サポートはコールバック予約が必要です。
セキュリティ面では、独自SSLやWeb改ざん通知サービス、WAFといったセキュリティ対策を導入できます。
カラフルボックス
| サーバー名 | カラフルボックス |
| 月額料金 | BOX1：528円～ BOX2：968円～ BOX3：1,628円～ BOX4：2,178円～ BOX5：3,278円～ BOX6：5,478円～ BOX7：7,678円～ BOX8：15,378円～ |
| ディスク容量 | BOX1：150GB BOX2：300GB BOX3：400GB BOX4：500GB BOX5：600GB BOX6：700GB BOX7：800GB BOX8：1,000GB |
| WordPress | 簡単自動インストール、移行代行サービス |
| サポート体制 | 電話サポート、メールサポート、チャットサポート |
| 自動バックアップ | 過去14日分 |
| その他の特徴 | ・申込後のプラン移動に対応 ・無料SSL提供 ・リージョン選択が可能 ・WAFとIPSとIDSを標準搭載 |
カラフルボックスはBOX1からBOX8まで全部で8つのプランを展開しているのが特徴です。
すべてのプランでWordPressを利用できて、簡単自動インストールによって初心者でもすぐにインストールができます。
電話とメール、チャットによるサポートを実施しており、不明点や疑問点はすぐ解決できます。
申込後にプラン移動が可能であり、状況の変化に柔軟に対応可能です。
無料でSSLを提供しており、WAF・IPS・IDSを標準搭載していて、セキュリティ面で充実した機能が揃っています。
リージョン選択が可能であり、万が一の災害の際のリスクを軽減できます。
レンタルサーバーの契約方法を初心者向けに解説
これからレンタルサーバーを利用したい初心者の方は、契約の方法について悩みや不安があるかもしれません。
レンタルサーバーを契約するまでの主な流れは以下の通りです。
- サービスやプランの選択
- 申込みフォームへの入力
- メール認証
- 料金の支払い
- 利用開始
レンタルサーバーの契約を完了して利用開始するまでの流れを順に紹介します。
1．サービスやプランの選択
まずはどのレンタルサーバーを利用するのか選び、さらに契約したいプランを決めます。
レンタルサーバーを選ぶ際には、料金や機能、サポート体制などさまざまな点を比較した上で自分に適したサービスを絞り込みましょう。
どのレンタルサーバーにも基本的に複数のプランが用意されているため、契約するプラン選びも重要になります。
プラン選びでは、目的に合わせて最低限必要なスペックや機能を考えた上で、必要なスペック・機能が揃ったプランを選びましょう。
2．申込みフォームへの入力
これから契約したいレンタルサーバーを選んだ後は、公式サイトにアクセスして申込みフォームへの入力を行います。
申込みフォームには利用したいプランや契約期間、支払い方法など定められた項目について入力しなければいけません。
レンタルサーバーによって申込みフォームに用意されている項目が異なるケースがあるため注意しましょう。
すべての項目を入力して、内容に誤りがないことを確認した上で送信ボタンをクリックします。
3．メール認証
申込みフォームへの入力・送信を終えてから数分程度で認証メールが届きます。
認証メールには確認コードが記載されているため、指定された画面に確認コードを入力すれば認証完了です。
認証手続きはメールだけではなく、SMSや電話によって行われるケースもあります。
4．料金の支払い
申込みフォームに入力した支払い方法でレンタルサーバーの初回費用の支払いを行います。
クレジットカードや銀行振込、コンビニ払い、ペイジーなどさまざまな方法が用意されているため、都合の良い方法を選びましょう。
クレジットカード払いであれば支払いが即時反映されるため、急いでレンタルサーバーを利用したい方はクレジットカードによる支払いがおすすめです。
5．利用開始
料金の支払いを終えた後は、実際にレンタルサーバーの利用を開始できます。
お試し期間が用意されている場合は、お試し期間内は無料で利用可能です。
お試し期間で実際にレンタルサーバーを利用してみて不満を感じた場合は、本契約をしないという選択肢もあります。
初心者向けのレンタルサーバーに関するよくある質問
初心者の方はレンタルサーバーに関して多くの疑問を抱いているでしょう。
レンタルサーバーに関してよくある質問について以下にまとめました。
- レンタルサーバーの主な用途は？
- サーバーがダウンすることはあるのか？
- 契約期間は何ヶ月・何年にした方が良いのか？
- レンタルサーバーを利用するのにコマンドの入力は必要なのか？
- 同時アクセス数の制限はあるのか？
レンタルサーバーについてのよくある質問に回答していきます。
レンタルサーバーの主な用途は？
レンタルサーバーを活用してできることを以下にまとめました。
- ホームページ・ブログの開設
- メールアドレスの運用
- アプリ開発
- サービス提供
- ゲームのマルチプレイ用サーバー
レンタルサーバーの契約をして独自ドメインを取得してホームページやブログの運営を行うケースは多いです。
また、レンタルサーバーでメールサーバーを構築してメールアドレスの運用を行うケースもあります。
他には、アプリ開発やサービス提供、ゲームのマルチプレイ用サーバーなどに使うことも可能です。
利用規約に違反しなければ、さまざまな用途で利用できるため、レンタルサーバーは人気を集めています。
サーバーがダウンすることはあるのか？
どのようなレンタルサーバーを利用する場合でも、サーバーがダウンするリスクは常に存在します。
レンタルサーバーがダウンする原因は、サーバーへの負荷が高まったケースや停電など物理的な要因による停止、サイバー攻撃などです。
サーバーがダウンした場合は、運営会社が早急に対応するため、基本的にはその日のうちに復旧します。
ただし、自然災害やサイバー攻撃などが原因の場合は、復旧までに数日かかるケースもあるため注意しましょう。
レンタルサーバーは稼働率を公開しており、サーバーが停止する割合を確認できます。
稼働率とは、一定期間のうちサーバーが正常に動作している時間の割合のことです。
たとえば、稼働率が99.99％であれば、年間を通してサーバーの停止時間は1時間程度となります。
サーバーがダウンするリスクが気になる場合は、稼働率の数字を確認しましょう。
契約期間は何ヶ月・何年にした方が良いのか？
レンタルサーバーの契約期間は一般的には3ヶ月から36ヶ月まで一定の期間で区切られていることが多いです。
そして、契約期間が長くなるほど月あたりの料金が安くなります。
注意点として途中で解約した場合は、残りの期間分の料金が返金されないのが一般的です。
特に理由がないならば、12ヶ月契約を選ぶことをおすすめします。
12ヶ月契約であれば、ある程度まで月額料金が割引されるため、費用負担を抑えることが可能です。
また、実際に1年間使ってみることで、そのレンタルサーバーが自分に合っているかどうか判断できます。
中にはお試し期間を用意しているレンタルサーバーもあるため、お試し期間で利用してから契約期間を決めることが可能です。
レンタルサーバーを利用するのにコマンドの入力は必要なのか？
レンタルサーバーの中でも共用サーバーの場合にはコマンド入力は不要です。
管理画面や設定画面が用意されており、わかりやすいUIが採用されていて、直感的に操作できます。
専用サーバーやVPSの場合には、コマンド入力によりサーバー構築や各種設定を行わなければいけません。
初心者にとってコマンド入力はハードルが高いため、専門的な知識や技術がない場合は共用サーバーを選びましょう。
同時アクセス数の制限はあるのか？
レンタルサーバーのリソースには限度があるため、同時アクセス数の制限が設けられているケースがあります。
具体的に同時アクセス数の制限の数値が公表されている場合があるため調べておきましょう。
中には同時アクセス数を無制限としているレンタルサーバーがあります。
しかし、同時アクセス数が無制限であっても、アクセス数が多くなると速度の低下が発生するケースがあるため注意しましょう。
基本的に上位プランになるほど、より多くのアクセス数に耐えられるようになります。
多くのアクセスが集中するWebサイト・ブログの運営を目的としているならば、上位プランの契約を検討しましょう。
初心者向けレンタルサーバーおすすめまとめ
サポート体制が充実していて、セキュリティ対策もしっかりしており、運営歴の長いサービスは初心者向けといえます。
本記事で紹介したポイントを理解した上でレンタルサーバーを選べば、初心者に最適な環境を実現できるでしょう。
自身に合ったレンタルサーバーを選べば、Webサイト・ブログの開設やメールアドレスの運用などを快適に行えます。