FXで自動売買を行いたい場合にはVPSサービスと契約するケースが多いです。
VPSにはさまざまなOS・ソフトウェアを自由にインストールできるため、自動売買のための環境構築ができます。
ただし、VPSのサービスはたくさんあり、処理速度や料金、サポートなどの違いは大きいです。
FXに適したVPSサービスを選ばないと、自動売買のスピードや精度が落ちてしまうため注意しましょう。
本記事ではFXの自動売買をするのにおすすめなVPS10社のランキングをまとめました。
MT4/MT5対応で速度が速く、料金の安いVPSサービスを知りたい方は参考にしてください。
VPSとは?
VPSとは共用サーバーの一種であり、仮想化技術によって1台の物理サーバーを仮想的に分割して、個々のユーザーに仮想専用サーバーを提供するサービスです。
VPSではユーザーは仮想的にサーバーを占有できるようになり、管理者権限が与えられます。
そのため、VPSではユーザーが自由にOSやソフトウェアのインストールを行うことができるのが大きな特徴です。
VPSではユーザー自身で設定からメンテナンス、セキュリティ対策などを行う必要があります。
VPSはユーザーごとにCPUやメモリなどのリソースが割り振られるため、比較的他のユーザーの影響が受けにくいとされています。
ただし、VPSは専用サーバーとは違い完全にサーバーを占有できるわけではなくため、他のユーザーの影響を受けるケースがある点には注意しましょう。
VPSはさまざまな用途に利用することができ、Webサイトの運用や開発環境の構築、FXの自動売買システムの構築などに利用されます。
FXの自動売買ツールをVPSサーバー上に導入することで、FXの自動売買をVPS上で行うことが可能です。
FXにVPSは必要か?利用するメリットを紹介
FXを行うのにVPSを活用することで以下のメリットがあります。
- 24時間安定稼働できる
- 機器の購入や電気代などのコストを抑えられる
- インターネットに接続できる端末からいつでもどこでもアクセスできる
- 遅延が少ない
FXのためにVPSを利用するメリットについて詳しく紹介します。
24時間安定稼働できる
VPSを利用すると24時間安定稼働しているサーバーを用いてFXの自動売買ができる点がメリットです。
自宅のパソコンを用いて自動売買する場合は、24時間安定稼働させるのためのハードルが高くなります。
常にパソコンの電源を入れておき、電気系統などのトラブルを回避しながら自動売買ツールを動かさなければいけません。
特に会社勤めで自宅にいない時間がある場合は、トラブルが起きた場合の対処が難しくなります。
VPSの場合は24時間常に機器が監視されており、99.99%以上の稼働率で安定稼働しているサービスが多いです。
VPSを用いてFXをする場合は、自動売買が止まるリスクが小さく、安心して運用できます。
機器の購入や電気代などのコストを抑えられる
VPSを利用する場合は、FX用の機器を購入する必要はなく、電気代もかからないためコストを抑えられます。
FXの自動売買をするためにはある程度のスペックのパソコンを用意しなければいけません。
そもそもパソコンを持っていない場合は新たに購入する必要があり費用負担は大きいです。
また、自動売買する場合はパソコンを24時間稼働させておくのが基本であり、電気代がかかってしまいます。
パソコンを常に動かしっぱなしにすると負荷がかかり、壊れた場合は修理や買い替えを検討しなければいけません。
VPSであれば、新たにパソコンを用意する必要はなく、24時間利用したとしても電気代はかからないです。
インターネットに接続できる端末からいつでもどこでもアクセスできる
VPSを利用するとインターネットに接続できる端末からサーバーへいつでもどこでもアクセスできるのがメリットです。
タブレットやスマートフォンなどをインターネットに接続してサーバーにアクセスすれば、自動売買の状況を確認できます。
FXの自動売買ツールを遠隔操作できるリモート操作アプリがあるため、外出先でFXの取引への対応も可能です。
ただし、外出先でVPSに接続する場合は通信料がかかる点には注意しましょう。
遅延が少ない
VPSを活用してFXの自動売買を行う場合は遅延が少ない点がメリットになります。
FXの自動売買ツールを利用する場合は、パソコンのスペックが不足していると遅延が発生することがあります。
処理速度が低下することで取引がスムーズに進まなくなり、売買に時間がかかるのは大きな問題です。
自動売買ツールを扱う際に遅延が発生したことで大きな損失が発生するケースがあります。
VPSを利用する場合はさまざまなスペックのプランがあるため、遅延が少ないハイスペックなプランでFXをすることが可能です。
サーバー機器やネットワークなどのスペックが優れたVPSを選ぶことで、遅延が少ない環境でFXを行えます。
FXにVPSを利用するデメリット
FXでVPSを活用するデメリットは以下の通りです。
- ランニングコストがかかる
- コスパが悪い
- 通信環境の安定さが求められる
- 設定を自身で行う必要がある
FXでVPSを利用する場合のデメリットについて詳しく紹介します。
ランニングコストがかかる
VPSと契約すると毎月料金が発生してランニングコストがかかってしまう点はデメリットです。
VPSの料金はそれぞれのサービスやプランごとに大きく異なっており、安くても月額1,000円程度はかかります。
VPSの料金はスペックの高いプランほど高額になっていく点にも注意が必要です。
自宅のパソコンでFXの自動売買を行う場合でも電気代などの費用はかかります。
VPSを活用する場合のランニングコストと自宅のパソコンを活用する場合の費用とどちらの方が負担が大きいのかシミュレーションしておきましょう。
スペックの高いプランはコスパが悪い
VPSを利用する場合はプラン選びに注意しないとコスパが悪くなります。
VPSでハイスペックなプランの中には月額料金が1万円を超えるものもあるからです。
あらかじめ必要なスペックを正確に見積もっておかないとオーバースペックなプランと契約して無駄なコストがかかります。
複数の自動売買ツールを活用したい場合などは高いスペックが要求される場合があるため、VPSのコスパには注意しましょう。
通信環境の安定さが求められる
VPSを利用するためには通信環境が安定していることが求められる点に気をつけましょう。
VPSのサーバーにはインターネットを通じてアクセスすることになるため、通信環境に問題があると問題が生じます。
不安定な通信環境ではVPSサーバーとの接続が切れてしまい、自動売買ツールの操作ができなくなるリスクがあります。
基本的には無線LANよりも有線でインターネットに接続できる環境の方が通信の安定性は高いです。
これからVPSでFSの運用をしたい場合は、通信環境を整えておくことをおすすめします。
設定を自身で行う必要がある
VPSは契約したユーザーに管理者権限が与えられるサービスであり、設定やセキュリティ対策などを自身で行わなければいけない点はデメリットです。
サーバーを扱うためにある程度の専門知識が求められ、トラブルが起きた場合は自己責任で解決しなければいけません。
VPSの運営側によるサポートはコントロールパネルで操作できる範囲内に限られており、自分で外部から導入したソフトウェアなどはサポートの対象外です。
これからVPSでFXを運用したい場合は、専門的な知識やスキルについての対策を考えておきましょう。
FX向けVPSの選び方
FX向けのVPSを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- コストパフォーマンスを重視する
- サーバーの安定性をチェックする
- サポート体制を確認する
- Windowsに対応しているサービスがおすすめ
FXを目的としたVPSの選び方について詳しく紹介します。
コストパフォーマンスを重視する
VPSを選ぶ際にはスペックと費用のバランスを重視することをおすすめします。
コストパフォーマンスの良いVPSサービスを選べれば、費用を抑えることができるからです。
VPSでFXを運用する場合は、それぞれの状況によって必要なスペックは変わります。
目的に合わせて適したスペックのプランが用意されているVPSサービスを選びましょう。
中には契約期間の途中でもプラン変更に対応しているケースがあります。
柔軟にプランを変更できるサービスの場合は、最適なプランを選びやすいため、費用負担を抑えられます。
サーバーの安定性をチェックする
VPSサービスを選ぶ際には、稼働率や監視体制などをチェックして、サーバーの安定性にこだわりましょう。
どのようなVPSサービスであっても、サーバーに障害が起きて接続できなくなるケースはあります。
ただし、多くのVPSサービスは24時間体制でサーバー機器の監視を行っており、滅多に障害は起きません。
しかし、FXの自動売買をVPSで行う場合は、24時間常にツールを動作させることになるため、短時間でもサーバーに障害が起きると大きな損失が生じるリスクがあります。
VPSサービスを選ぶ際には、安定性を維持するためにどのような対策を取っているのか、これまでの稼働率がどのくらいなのか調べておきましょう。
長く運営されている老舗のサービスや大手のサービスであれば、安定性が高くて信頼できます。
サポート体制を確認する
VPSを利用していてトラブルや疑問点などがあった場合のためにサポート体制を確認しましょう。
どのような方法で問い合わせを受け付けているのか、どのくらいの時間で回答してくれるかなどをチェックしておきます。
電話サポートについては対応しているケースとしていないケースがあるため注意しましょう。
また、サポートできる範囲も重要であり、どの程度の部分までサポートで対応してくれるのか確認しておきます。
公式サイトのマニュアルなどが充実しているかどうかも大事であり、役に立つコンテンツが充実していると自分で調べて多くの問題を解決できるため便利です。
Windowsに対応しているサービスがおすすめ
FXを目的としてVPSを始めるならば、Windowsに対応しているVPSサービスをおすすめします。
多くのVPSはLinux系のOSに標準対応しているのが一般的であり、コマンド操作が求められるため初心者にはハードルが高いです。
Windows Serverに対応しているVPSの場合は、WindowsOSでVPSを扱えるため、クリック操作で利用できます。
FXの自動売買ツールの利用を考えている場合は、クリック操作で各種設定が行える方が簡単であり、初心者でも扱いやすいです。
また、Windows Serverの場合はリモートデスクトップに対応していて、外出先からスマホやタブレットなどを用いてVPSにアクセスできます。
FXのためにVPSの契約を検討している方は、Windowsに対応しているかどうかを重視しましょう。
FX向けVPSに必要なスペック・メモリ
FXの自動売買で使われるツールはMT4/MT5です。
MT4/MT5を稼働させるのに必要なスペックは、メモリが1GB以上、ストレージが50GB以上とされています。
ただし、上記のスペックは稼働させるのに必要な最低限のスペックであり、より高いスペックの方が安定します。
また、実際にはMT4/MT5を複数稼働させるケースがあり、稼働数が多いほど要求されるスペックも高くなるため注意しましょう。
MT4/MT5の稼働数とスペックの目安を以下にまとめました。
MT4/MT5の稼働数 | メモリ | CPUコア数 |
1 | 1 | 2 |
2 | 2 | 3 |
4 | 4 | 4 |
8 | 8 | 8 |
スペックが高くなるほど料金も高額になるため、余計なコストが発生しないように慎重にスペックを検討しましょう。
FXにおすすめVPS国内業者10社の比較一覧表!速度が速い・最安値はどこ?
FXに活用できるVPSの国内業者について、最安値やコストパフォーマンス、速度などが気になる方は多いでしょう。
以下では料金プランの比較表やスペックの比較表などをまとめました。
VPSの国内業者を選ぶ際の参考にしてください。
料金プランが安い比較表
FXにおすすめのVPS国内業者10社について、最安値の料金プランを比較した表を以下にまとめました。
業者名 | プラン名 | 月額料金 | メモリ |
ミライサーバー | VPS 1G | 605円~ | 1GB |
WebARENA Indigo for Windows Server | 1GB | 902円 | 1GB |
ConoHa for Windows Server | 1GB | 1,077円~ | 1GB |
さくらのVPS for Windows Server | W1G | 1,210円~ | 1GB |
ABLENET VPS(エイブルネット) | Win1 | 1,587円~ | 2GB |
Xserver VPS for Windows Server | 2GBプラン | 1,980円~ | 2GB |
お名前.comデスクトップクラウド | StartUp 2GBプラン | 2,530円~ | 2GB |
Winserver(ウィンサーバー) | スタートアップ プラン | 2,530円~ | 3GB |
シンクラウドデスクトップ for FX | スタートアップ 2GB | 3,250円~ | 2GB |
Xserver クラウドPC | お試しプラン | 3,280円~ | 2GB |
本記事で紹介した中ではミライサーバーが月額料金の最安値が605円で最も安いという結果になりました。
ただし、多くの業者で最安値のプランはメモリ1GBとなっており、MT4/MT5が動く最低限のスペックしかないです。
FXの自動販売を安定して行いたい場合にはメモリが2GB以上あることが推奨されているため注意しましょう。
上記の業者の中にはメモリ2GBで月額料金が1,000円台のサービスもあります。
また、月額料金にリモートデスクトップのライセンス料が含まれないケースもあるため、トータルでかかる費用を意識することが大切です。
1GB~3.5GBプランスペック比較表
おすすめのVPS業者で提供されている1GB~3.5GBのプランのスペックを以下にまとめました。
業者名 | プラン名 | 月額料金 | メモリ |
ミライサーバー | VPS1G | 605円~ | 1GB |
WebARENA Indigo for Windows Server | 1GB | 902円 | 1GB |
ConoHa for Windows Server | 1GB | 1,077円~ | 1GB |
さくらのVPS for Windows Server | W1G | 1,210円~ | 1GB |
ミライサーバー | VPS2G | 1,375円~ | 2GB |
ABLENET VPS(エイブルネット) | Win1 | 1,587円~ | 2GB |
WebARENA Indigo for Windows Server | 2GB | 1,740円 | 2GB |
Xserver VPS for Windows Server | 2GBプラン | 1,980円~ | 2GB |
ConoHa for Windows Server | 2GB | 2,178円~ | 2GB |
さくらのVPS for Windows Server | W2G | 2,219円~ | 2GB |
お名前.comデスクトップクラウド | StartUp 2GBプラン | 2,530円~ | 2GB |
Winserver(ウィンサーバー) | スタートアップ プラン | 2,530円~ | 3GB |
ABLENET VPS(エイブルネット) | Win2 | 2,621円~ | 3.5GB |
シンクラウドデスクトップ for FX | スタートアップ2GB | 3,250円~ | 2GB |
Xserver クラウドPC | お試しプラン | 3,280円~ | 2GB |
シンクラウドデスクトップ for FX | スタートアップ3GB | 3,600円~ | 3GB |
Xserver クラウドPC | エントリープラン | 4,100円~ | 3GB |
メモリ1GBとメモリ2GBのプランはミライサーバーが最も安かったです。
メモリ3GBのプランはWinserver(ウィンサーバー)の提供するスタートアッププランが月額2,530円からと最も安くなっています。
メモリ3.5GBのプランを提供しているのはABLENET VPS(エイブルネット)のみで、Win2プランがメモリ3.5GBで月額料金2,621円から利用可能です。
無料お試し期間があるVPS業者一覧表
本記事でおすすめするVPS国内業者の中から無料お試し期間が用意されている業者を以下にまとめました。
業者名 | 無料お試し |
お名前.comデスクトップクラウド | なし |
Xserver VPS for Windows Server | 2週間 |
ABLENET VPS(エイブルネット) | 10日間 |
シンクラウドデスクトップ for FX | 2週間 |
ConoHa for Windows Server | なし |
Winserver(ウィンサーバー) | 2週間 |
Xserver クラウドPC | なし |
WebARENA Indigo for Windows Server | なし |
さくらのVPS for Windows Server | 2週間 |
ミライサーバー | 2週間 |
業者によって無料お試し期間の有無は異なっていて、お試し期間の長さにも違いがあります。
無料のお試し期間は2週間に設定されている場合が多いです。
無料のお試し期間があると、一度契約して機能や仕様などを確認してから本契約を決められるため、VPS選びに失敗するリスクを回避できます。
FXにおすすめVPS国内業者10社比較ランキング
FXをするのにおすすめのVPS国内業者10社を比較した表は以下の通りです。
業者名 | 月額料金 | メモリ | CPU |
お名前.comデスクトップクラウド | 2,530円~ | 2GB~9GB | 2コア~8コア |
Xserver VPS for Windows Server | 1,980円~ | 2GB~64GB | 3コア~24コア |
ABLENET VPS(エイブルネット) | 1,587円~(Windowsプラン) | 2GB~16GB(Windowsプラン) | 2コア~8コア(Windowsプラン) |
シンクラウドデスクトップ for FX | 3,250円~ | 2GB~20GB | 2コア~10コア |
ConoHa for Windows Server | 1,077円~ | 1GB~64GB | 2コア~24コア |
Winserver(ウィンサーバー) | 2,530円~ | 3GB~6GB | 4コア~5コア |
Xserver クラウドPC | 3,280円~ | 2GB~16GB | 2コア~16コア |
WebARENA Indigo for Windows Server | 902円~ | 1GB~32GB | 2コア~10コア |
さくらのVPS for Windows Server | 1,210円~ | 1GB~32GB | 2コア~10コア |
ミライサーバー | 605円~ | 1GB~256GB | 2コア~16コア |
各業者の料金やスペック、特徴などについて詳しく紹介します。
お名前.comデスクトップクラウド
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 2,530円~ |
メモリ | 2GB~9GB |
CPU | 2コア~8コア |
ストレージ容量 | 150GB |
お名前.comデスクトップクラウドはFXの自動売買ツールを利用するのに特化したVPSサービスです。
デスクトップでの利用を前提にしたサービスであり、すべてのプランでWindows Serverを利用できるため、サーバーの知識がなくても活用できます。
全部で6つのプランが用意されており、月額料金は2,530円からとなっていて、比較的リーズナブルなサービスです。
メモリは2GBから9GB、CPUは2コアから8コアに対応していて、ストレージ容量は全プラン共通で150GBとなっています。
転送量は無制限であり、回線速度は10Gbpsを共用で利用できます。
お名前.comデスクトップクラウドの特徴を以下にまとめました。
- 24時間365日メールサポートに対応
- リモートデスクトップサービス(RDS) SALを無料で提供
- 月間稼働率99.99以上を保証
サポート窓口はメールサポートが24時間365日対応しており、迅速に回答してくれます。
また、チャットボットが用意されており、簡単な問題であれば待ち時間なくすぐに解決できるでしょう。
電話サポートも受け付けており、公式サイト上で問い合わせ窓口が混み合っているかどうか確認できるため便利です。
リモートデスクトップサービス(RDS) SALを無料で提供しているため、リモートデスクトップ接続を追加料金なしで利用できます。
手持ちのスマートフォンやタブレットからいつでもどこでも接続して、FXの状況を確認できるため安心です。
サービス品質保証精度を用意しており、月間稼働率99.99%以上を保証しています。
月間稼働率が99.99%を下回ると所定の金額が返金される制度があるため安心して使えます。
Xserver VPS for Windows Server
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,980円~ |
メモリ | 2GB~64GB |
CPU | 3コア~24コア |
ストレージ容量 | 100GB |
Xserver VPS for Windows Serverは初期費用が無料であり、性能やコスパに優れていて、Windows環境を利用できるVPSサービスです。
レンタルサーバーでトップクラスのシェアがあるエックスサーバーの提供するサービスであり、品質が高くて、信頼できます。
メモリが2GBから64GBのプランまで揃っているため、それぞれの目的に応じたスペックのプランを選べるのが魅力です。
初期費用は無料であり、最低利用期間は設定されていないため気軽に利用できます。
以下にXserver VPS for Windows Serverの特徴をまとめました。
- リモートデスクトップのプリインストールに対応
- ストレージ増設やイメージ保存容量追加のオプションがある
- 高性能CPUを搭載したハイスペックなサーバー環境を提供
Xserver VPS for Windows Serverではリモートデスクトップサービス(RDS) SALのプリインストールに対応しています。
リモートデスクトップの機能を利用することでスマートフォンやタブレットなどからいつでもVPSに接続可能です。
ただし、リモートデスクトップサービス(RDS) SALを利用するのにライセンス料金として月額1,210円かかります。
追加オプションとして、ストレージ増設とイメージ保存容量追加に対応しているのも特徴です。
契約するプランのメモリやCPUに問題はないけれども、ストレージ容量だけ追加したいといったケースに対応できます。
ストレージにNVMeを採用しており、さらに高性能CPUを搭載していて、ハイスペックな環境を実現しているのも大きな魅力です。
MT4/MT5を複数同時に起動したとしても、安定して稼働させることができます。
ABLENET VPS(エイブルネット)
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,587円~(Windowsプラン) |
メモリ | 2GB~16GB(Windowsプラン) |
CPU | 2コア~8コア(Windowsプラン) |
ストレージ容量 | 60GB~150GB(Windowsプラン) |
ABLENET VPS(エイブルネット)はVPSプランに加えてWindowsプランを用意しています。
Windowsプランであれば、Windows Serverがインストールされていて、サーバーを扱う知識がなくても簡単に利用可能です。
プランはWin1からWin5まで5つ用意されており、メモリは最大12GB、CPUは最大8コアにまで対応しています。
料金は比較的低価格でコストパフォーマンスに優れたVPSサービスです。
ABLENET VPS(エイブルネット)の特徴を以下にまとめました。
- 10日間のお試し期間がある
- いつでもプラン変更が可能
- 稼働率が99.99%以上で安定性がある
最大で10日間のお試し期間が設定されていて、最低利用期間もない点が特徴となっています。
試しに契約してみて、使い勝手や機能などを確認した上で本契約するかどうか決められるため安心です。
プラン変更はいつでも受け付けており、リソースが不足した場合は上位プランに変更できます。
稼働率は99.99%以上あり、安定した動作が保証されている点も特徴であり、安心してFXの自動売買ができるでしょう。
24時間365日システムによる監視が行われており、障害が発生すれば迅速に復旧できる体制が整っています。
シンクラウドデスクトップ for FX
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 3,250円~ |
メモリ | 2GB~20GB |
CPU | 2コア~10コア |
ストレージ容量 | 150GB~500GB |
シンクラウドデスクトップ for FXはFXの自動売買専用に提供されているVPSサービスです。
性能の高さが大きな特徴であり、安定性にも優れているため、安心してFXの自動売買を実行できます。
Windows環境のプランが用意されており、メモリは20GB、CPUは10コアにまで対応していて、ストレージ容量も豊富です。
処理性能に優れた環境を低価格で利用できるため、コスパに優れたVPSサービスといえます。
シンクラウドデスクトップ for FXの特徴は以下の通りです。
- 14日間のお試し期間がある
- 月間稼働率99.99%以上の品質保証制度
- 不要な機能を排除したシンプルなサービス
シンクラウドデスクトップ for FXには14日間のお試し期間が設定されており、サービスの品質を確認してから本契約を決められます。
他社よりもお試し期間の日数が長くなっているため、サービスの質をじっくりと見極められるでしょう。
品質保証制度が用意されていて、月間稼働率99.99%以上を保証してくれるのも特徴です。
返金保証は最大で月額利用料の30%となっており、減額申請をして認められば返金されます。
FXに特化していて、不要な機能が排除されており、シンプルで使いやすい点もシンクラウドデスクトップ for FXの魅力です。
FXに関係のない機能は搭載されていないため、操作や設定などで悩む心配はありません。
メールや電話によるサポートを実施していて、サポートサイトも用意されており、トラブルはすぐ解決できます。
ConoHa for Windows Server
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,077円~ |
メモリ | 1GB~64GB |
CPU | 2コア~24コア |
ストレージ容量 | 100GB |
ConoHa for Windows Serverは月額料金1,077円から利用できるWindows環境のVPSサービスです。
リモートデスクトップがプリインストールされたテンプレートが用意されており、FXの自動売買の環境として便利に利用できます。
最新のCPUを導入しており、超高速SSDを採用していて、処理速度に優れているのが特徴です。
24時間365日体制でサーバーが監視されており、安定稼働しているため、安心してFXの取引に活用できます。
メモリが64GB、CPUが24コアのプランまで用意されていて、さまざまなスペックのプランがあるため、幅広いニーズに対応可能です。
以下にConoHa for Windows Serverの特徴をまとめました。
- 時間課金の料金タイプがある
- プリペイド式の支払い方法に対応
- 申込み後にすぐ利用できる
ConoHa for Windows Serverでは料金タイプとして時間課金のプランを用意しているのが特徴です。
1時間単位で課金されるプランであり、使った分だけ請求されるため無駄なコストを抑えられます。
時間課金で1ヶ月継続して利用したとしても月額料金を超えることはないため安心です。
支払い方法としてクレジットカードの他にプリペイド式の支払い方法にも対応しています。
ConoHaチャージによる支払いを選ぶことで、事前にチャージした金額分のみで支払いが可能です。
チャージはオンライン決済や銀行決済、コンビニ支払いで行えるため、クレジットカードを持っていない方でも支払えます。
ConoHa for Windows ServerはWeb完結で申込みができて、クレジットカードかAmazon Payで支払う場合は申込み後にすぐサービスを利用できます。
すぐにFXの自動売買のための環境を用意したい方にConoHa for Windows Serverはおすすめです。
Winserver(ウィンサーバー)
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 2,530円~ |
メモリ | 3GB~6GB |
CPU | 4コア~5コア |
ストレージ容量 | 50GB |
Winserver(ウィンサーバー)はFX専用のプランとしてWinserver for FXを提供しています。
Winserver for FXはスタートアッププランとスタンダードプランの2種類があり、MT4推奨個数はそれぞれ2個と6個です。
リモートデスクトップサービス(RDS) SALが込みのプランとなっているため、ライセンス料も含めるとリーズナブルな料金設定となっています。
Winserver(ウィンサーバー)の特徴は以下の通りです。
- サーバーエンジニアによるサポートを受けられる
- 料金の支払い方法として銀行振込や口座振替にも対応している
- Windows専門のサーバーサービスとして豊富な実績がある
Winserver(ウィンサーバー)はサポート体制が充実している点がメリットとなっています。
問い合わせはメールと電話、チャットボットによって対応しており、おすすめプランに関する相談から細かな設定のことまで幅広い領域をサポートしてくれるのが特徴です。
サーバーエンジニアが丁寧に対応してくれるため、VPSを扱ったことのない初心者でも安心して相談できます。
料金の支払い方法はクレジットカードだけではなく銀行振込や口座振替にも対応可能です。
クレジットカードによる支払いで都合の悪い人でも安心して契約できます。
Winserver(ウィンサーバー)はWindows専門のサーバーサービスとして20年を超える実績があります。
個人から法人まで多くの利用者がいて、これまで安定稼働してきた実績があり、信頼できるVPSサービスです。
Xserver クラウドPC
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 3,280円~ |
メモリ | 2GB~16GB |
CPU | 2コア~16コア |
ストレージ容量 | 100GB~1TB |
Xserver クラウドPCはFX自動売買に適した要素が揃っているVPSサービスです。
高性能CPUである第3世代EPYCと高速ディスクであるNVMe SSDを標準搭載していてスペックが優れています。
Windows Serverを標準搭載しており、いつでもどこでもWindows環境へアクセスできるのが特徴です。
メモリは2GBから16GB、CPUは2コアから16コアまでのプランがあり、幅広い状況に対応できます。
Xserver クラウドPCの特徴は以下の通りです。
- 完全メモリ保証
- スケールアップができる
- 品質保証制度がある
Xserver クラウドPCは、ホストサーバーの顧客数を制限・調整することで完全メモリ保証を実現しています。
それぞれが契約したプランのメモリ数を最大限に使用できて、他のユーザーの影響を受けにくいです。
いつでも簡単に上位プランへ変更できるスケールアップ機能を搭載しており、リソースが不足した場合に迅速に対応できます。
最初は低価格のプランから始めて、スペックが物足りないと感じてから上位プランにできるため、お試し利用したい方にも最適です。
品質保証制度が用意されており、月間サーバー稼働率99.99%以上を保証しています。
99.99%の稼働率を下回った場合には利用料金が減額されるため、サーバーの安定性を求めている方は安心できます。
WebARENA Indigo for Windows Server
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 902円~ |
メモリ | 1GB~32GB |
CPU | 2コア~10コア |
ストレージ容量 | 50GB~1.6TB |
WebARENA Indigo for Windows ServerはいつでもWindows環境を利用できるVPSサービスです。
従量課金方式を採用しており、1ヶ月継続して利用した場合は月額上限の金額まで請求されます。
メモリは1GBから32GBにまで対応しているため、MT4/MT5の稼働数が多い場合にも対応可能です。
WebARENA Indigo for Windows Serverの特徴を以下にまとめました。
- オプションサービスとしてリモートデスクトップサービス(RDS) SALを利用できる
- セキュリティグループを設定できる
- スナップショットの機能をオプションで追加できる
オプションサービスとして提供されているリモートデスクトップサービス(RDS) SALを利用することでリモートでサーバーに接続できます。
リモートデスクトップサービス(RDS) SALのライセンス料は1ユーザー当たり月額1,298円です。
リモートで接続したデバイスの画面上に仮想のデスクトップ画面が表示される仕組みのため、デバイスのスペックに関わらず利用できます。
セキュリティ機能としてセキュリティグループの設定ができるため、セキュリティ対策ができる点も大きな特徴です。
アクセス制御をテンプレート化した機能がセキュリティグループであり、仮想のファイアウォールとして機能します。
他には、オプションサービスの1つとしてスナップショットが提供されているため、バックアップ用途に使えて便利です。
さくらのVPS for Windows Server
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,210円~ |
メモリ | 1GB~32GB |
CPU | 2コア~10コア |
ストレージ容量 | 50GB~1.6TB |
さくらのVPS for Windows ServerはWindows搭載のVPSプランであり、低価格でスペックが高いのが特徴です。
さまざまなスペックのプランが揃っていて、用途に合わせてプランを選ぶことで無駄なコストを省けます。
豊富なオプションや機能が備わっており、FXの自動販売ツールを稼働させるのに適したサービスです。
さくらのVPS for Windows Serverの特徴的な点を以下にまとめました。
- リモートデスクトップのライセンスをオプションで取得できる
- スケールアップが可能
- クリック操作で簡単に扱えるコントロールパネルを搭載
オプションサービスとして月額1,320円からリモートデスクトップサービス(RDS) SALのライセンスを取得できます。
リモートデスクトップの機能を利用することで、あらゆるデバイスからサーバーにアクセスして、いつでもどこでもFXの自動売買のチェックが可能です。
スケールアップに対応しており、スペックが足りなくなった場合はいつでも簡単に上位プランへの変更を受け付けています。
コントロールパネルはクリック操作で扱えるため、初心者でも簡単であり、複雑な操作は不要です。
さくらのVPS for Windows ServerはこれまでVPSサーバーを扱ったことのない初心者でも安心して契約できます。
ミライサーバー
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 605円~ |
メモリ | 1GB~256GB |
CPU | 2コア~16コア |
ストレージ容量 | 70GB~2TB |
ミライサーバーは豊富なプランを用意したVPSサービスであり、月額料金は最安値が605円となっていてリーズナブルです。
大きく分けてスタンダードプランとハイスペックプランが用意されており、メモリは1GBから256GBにまで対応しています。
すべてのプランで初期費用が無料であり、ストレージにはSSDを採用していて、処理速度に優れているのが特徴です。
ミライサーバーの特徴は以下の通りです。
- メモリ完全保証
- スケールアップ
- セキュリティ対策
ユーザー数の制限や調整などを実施することでメモリ完全保証を実現しているため快適な利用が可能です。
スケールアップ機能があるため、最初にスペックの低いプランで契約して、後から上位プランに変えることができます。
ファイアウォールを設定してアクセス制限ができるため、セキュリティ対策は万全です。
FXにおすすめVPSによくある質問
FXにおすすめのVPSに関するよくある質問を以下にまとめました。
- MT4/MT5を複数動作させられますか?
- VPSを利用するのに専門知識は必要ですか?
- VPSを使うのにパソコンは必要ですか?
- VPSでFXをするのにセキュリティ対策は必要ですか?
よくある質問について回答します。
MT4/MT5を複数動作させられますか?
1つのVPSサーバーの中でMT4/MT5を複数動作させることは可能です。
ただし、MT4/MT5を1つ動作させるには最低でもメモリ1GBが必要になります。
複数動作させる場合はメモリが不足する可能性があるため注意しましょう。
また、VPSサービスの公式サイト内で各プランごとにMT4/MT5の推奨個数が記載されている場合があります。
VPSを利用するのに専門知識は必要ですか?
VPSの基本的な操作をコントロールパネルから行えるサービスが多く、専門知識がなくても扱えます。
ただし、コントロールパネルで制御できない範囲については自身でコマンド入力をして操作しなければいけません。
Windows系のOSが搭載されている場合は、パソコンのWindowsと同様にクリック操作で扱うことができます。
FX向けのVPSサービスであれば、Windows搭載が一般的であり、コマンドの知識がない初心者でも利用することは可能です。
VPSを使うのにパソコンは必要ですか?
VPSはパソコンだけではなくタブレットやスマートフォンなどからでも接続できます。
ただし、パソコンがないとコマンド入力が必要な場面で苦労するケースが多いです。
また、パソコン以外の端末は画面が小さいため操作性が悪くなります。
FXの自動売買を行う場合は、さまざまなデータを確認する必要があり、大画面で使えるパソコンを使用するのが望ましいです。
VPSでFXをするのにセキュリティ対策は必要ですか?
VPSは自身でセキュリティ対策を進める必要があるため注意しましょう。
FXの自動売買を目的に利用する場合も、不正アクセスなどのリスクはあるため、セキュリティ対策は重要です。
セキュリティ対策の方法としては、ファイアウォールの設定や不要なポートを閉じる、SSLを有効化するといった対策があります。
FXにおすすめVPSまとめ
FXをするのに必要な機能が整っていて、コスパの優れたVPS業者の情報をまとめました。
それぞれのサービスごとに特徴は異なっており、プランやスペック、料金などに違いがあります。
Windowsに対応しているか、MT4/MT5を動かすのに必要なスペックを満たしているかなどに注目することをおすすめします。
本記事の内容を参考にして、各サービスを比較した上で、自身の目的に適したVPSを選びましょう。